弱小吹奏楽の日常

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次の日

今日は一曲目に演奏する曲、宝島の初見合奏をします

この曲は、リズミカルでサックスのソロがある曲です

だけどこのすごく高い音が多いのでそれをずっと同じリズムで吹くのが結構難しいです。


山田「死んじゃう…サックス一本だと無理だよう…ヒカ、クラリネットどっちかこっちにくれない？」


道枝「俺、行きますよ」


光「いいの？」


道枝「はい、俺小学校のときに人足りなくてサックスやった事あるので」


光「じゃぁみっちーは楽器入れ替えてもう一度やろう」


道枝「先輩、楽譜見せてください」


山田「どうぞ〜これからよろしく」


道枝「こちらこそ」


光「はい、じゃもう一回」


もう一回通すとさっきより賑やかに聞こえます。

ですがこんな明るい曲で人数も少ないので通し終わった頃には音楽室は熱気に包まれました


薮「みっちーサックスうまいね」


道枝「ありがとうございます！これからもっと上手くなれるように頑張ります」


山田「このままみっちー貰っちゃおうかな」


有岡「ダメダメ！みっちーは俺の！」


道枝「有岡先輩、安心してください。俺はクラリネットが一番ですから」


有岡「よかった〜山田、みっちーを奪わないでね」


山田「はいはい笑」


全員「ふふっ」

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