フィールド199 ページ23
カリカリとペンを走らせる。
そんな中で、眠たげな、老爺が膝をうつような音を立ててまた秒針が進んだ。
いつもうるさいのに慣れてしまったのか、何だか書類整理が集中できずにいる。
てか、そもそもあのバカはどこ行ったの?
静かに怒りをおさえて仕事をこなしていると、「ちゃおっす」と赤ん坊が入ってきた。
雲雀「やあ、赤ん坊。君から来てくれるなんて嬉しいよ」
リボーン「悪ぃな。今日は戦うために来たんじゃねーんだ。
Aのことで話がある」
トンファーを構えた僕に、赤ん坊がいつにも増して真剣な顔をして言う。
A…?次は何をやらかしたんだ、あのバカ←
トンファーを置いて、早速話に入ってもらった。
リボーン「実はさっき＿＿＿＿＿」
赤ん坊の話を要約すればこうだ。
先月転入してきたエリオット･オリバーが、Aをクラスから孤立させるための嘘をついた。
それをクラスの連中は信じきって、その中に沢田綱吉ら草食動物もいた。
その沢田綱吉らのために、Aもエリオット･オリバーの嘘に乗って、孤立状態となっているらしい。
あと、Aからなんの連絡もなかったのは、携帯の電源を切っていたからのようだ。
まあ、気持ちを落ち着かせたかったらしいからいいけど。
雲雀「ったく…。あのバカ……」
Aは、大事なことや大変なことに限って、自分1人で背負おうとする。
Aの親の件だってそうだ。
あんな顔するなら、話して僕に頼ればいいのに…。
リボーン「しかし、あいつのことを好いてるはずの2人も信じなかったとはな←」
雲雀「…は?」
Aを好いている人が、クラスに2人いたことには驚いたが、今はそっちじゃない。
好きなのに信じなかった…?
意味がわからない。
何それ。グチャグチャにして殺してやりたい←
雲雀「ねえ、誰?それ」
リボーン「流石に秘密だぞ。
おめー、そいつらのこと咬み殺しに行くだろ?」
雲雀「咬み殺すなんて甘いね←
再起不能になるまで殺すんだよ←」
リボーン「だから言えねーんだぞ←」
なら自分で調べるからいいよ←
ちらりと掛け時計を見ると、面白くなさそうに9:30を指していた。
○ ● ○ ●
今更ですけど、随分前から誰視点かの表記をやめました。
分かりずらかったら、言って下さるとありがたいです。
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雪女(プロフ) - 久しぶり……(´；ω；｀) (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 雪女さん» ありがとうございますうううう(´；ω；｀)こんな更新頻度の遅い作品をお待ちいただけているだけでなく、そんなにも好いていただけるなんて…！本当にありがとうございます！！今後もよろしくお願いしますよろしくお願いします_(._.)_ (2020年7月26日 23時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - aoilovexanxusさん» ご指摘ありがとうございます！！変なミスをしてました…(^_^； (2020年7月26日 22時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
aoilovexanxus(プロフ) - クレヨンさん» 192から205では (2020年3月29日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
雪女(プロフ) - きゃあああ！更新だああああ！ありがとうございます！やっぱり好きですわ〜 (2020年3月27日 21時) (レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2020年2月13日 10時
