フィールド144 ページ15
すると、「あ!」と思い出したかのようにして言われた。
骸「僕がどれだけあなたを待っていたと思っているんですか!
嬉しさで危うく忘れるところでしたよ」
貴方「え?あ…」
そう言えば、色々忙しくて最近…と言っても1年ぐらい経っちゃうけど←
まあ、長く会えてなかったな…。
貴方「ごめんね骸。あだ名付けるから許して〜←」
骸「え、本当ですか?←」
貴方「え、食いつくの?←」
骸「え、嘘なんですか?←」
貴方「いや本当だけど←
あ、そう言やむっくんは今どうしてるの?」
骸「いや、ちょっと待って下さい。
いきなりだし、そのあだ名だとム●クみたいですよ←」
貴方「むっくんはカッコイイから大丈夫だよ←」
骸「あ、ありがとうございます…」
目を逸らして口元を抑え、紅潮させる。
え、可愛い←
むっくん可愛い←
貴方「ごめん、むっくん可愛いだわ←」
骸「可愛いは嫌です!←」
貴方「じゃあカッコイイで←」
骸「それでいいんです←
……あれ?僕達何の話してたんでしたっけ?←」
貴方「…なんだっけ?←」
そう言って2人して笑い出した。
何かあの六道骸とこんなことで笑い合うって、ちょっと冷静に考えたら不思議w
骸「ああ、そうでした。最近の出来事ですよ。
僕イタリアにいるんですけど、今度日本に行くんですよ!」
貴方「え?!マジか!!」
骸「あなたがどこにいるかは分かりませんが、もしかしたら会えるかもしれませんね」
貴方「えへへ、そうかもね〜♪
にしてもイタリアか…。ごめん、何か日本名の名前にしちゃった←」
骸「いえいえ、この名前結構気に入っているので大丈夫ですよ」
貴方「むっくん優しい好き←」
骸「そう言うことを軽々しく言ってはいけません!←」
あ、また顔赤くなった。可愛い←
そんな近況報告をしながら談笑する。そして、いつか会えたらいいねと笑い合っていると、私の足元が透けだした。
貴方「そろそろっぽい」
骸「また明日会えませんか?」
貴方「うん、勿論だよ!じゃあ、また明日ね」
手を振る私にむっくんは、少し腰を折って顔を近付ける。そして、左頬に柔らかい何かが触れた。
むっくんが離れてから、感触を確かめるかのように手で頬を触る。火傷すると錯覚しそうなほどに熱かった。
貴方「え、い…い、いいいい今……!」
骸「随分とからかってくれましたからね。
お返しですよ」
そう言って綺麗な笑顔を向けるむっくんは、憎たらしいほどに美人で怒る気も失せた。
骸「また明日。愛しいA」
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クレヨン(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます｡°(°´∀`°)°｡亀並の更新速度ですが、今後ともよろしくお願い致します!! (2020年2月26日 19時) (
レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 遅めかもですが、続編おめでとうございます!いつも、楽しく読ませてもらってます。更新頑張って下さい! (2020年1月13日 14時) (レス) id: 1e0ed71094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2019年12月23日 12時
