フィールド99 ページ15
京子「…ごめんね、Aちゃん……」
「やっぱ、ちょっと火傷しちゃったな〜」なんて思ってた時、ふと後ろから聞こえた京子ちゃんの力ない声。
この状況でいつもみたいに元気で明るくいらないのだろうが、声を聞く限り思った以上に精神的に来ていた様子で、少し戸惑う。
私が何か不安に思わせるような動作をしたのだろうか。
貴方「…どした?」
あくまで問い詰めるのではなく、様子を伺う様に声をかける。
すると、京子ちゃんは私の隣に少し距離を置いて座った。
そのまま私の言葉への返事が帰ってこない。
きっと言いづらいのだろう。
私は京子ちゃんが返事に焦らない為に、京子ちゃんの顔は一切見ず、ただ前を見ていた。
京子「私、何の役にも立ってないね」
沈黙が数分間続く中、京子ちゃんが口を開いた。
アハハ…と自虐的に乾いた笑みが隣から聞こえた。
貴方「なぁに言ってんのさ。
京子ちゃんがいなかったらこんなに冷静に対処できてなかっただろうし、食料もなかった。
もしかしたら、この洞窟だって見つけられなかったかもしれない。
今私の隣にいるのが京子ちゃんでよかったよ。
ありがとね」
そして、いつもの様に笑みを向けた。
すると、京子ちゃんはわっと泣き出した。
あまりにも急で驚いたが、私はハンカチを渡しながらポンポンと頭を撫でた。
その間、京子ちゃんの泣き声と今までの不安が洞窟の中で共鳴していた。
貴方「＿＿＿＿＿もう、大丈夫?」
京子「うん…。ごめんね、ありがとう!」
謝罪より感謝を大きめで言ってくれたのは、京子ちゃんなりの優しさだろう。
その言葉に安堵し胸をおろした。
もうすぐで昼か…と思っていたら、私の腹の虫が鳴り出した←
くっそ…!何でこんな静かな時に鳴り出すんだよ…!!←
京子ちゃんの顔見ろよ!目ぇ丸くしてこっち見てんだろーが!!
京子「私もそろそろお腹空いてきたし、チョコレート食べよっか」
フフフ、と上品に笑いながら私に聞く。
貴方「ごめん…じゃあ、ちょっともらおうかな」
2人で少し早めの昼食を取ることになった。
○ ● ○ ●
書いてて思ったんだけど………夢主イケメンじゃね…？？←
そして、京子ちゃんごめんね！
君と主の間を深めたかったんだよ！
てか待って？
今原作見直したらハルちゃんがビアンキと一緒にいたんだけど……←
え、どうしよ…←
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フラン(プロフ) - あと、とても面白いのでこれからも頑張ってください応援してます (2020年2月26日 20時) (
レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - フランさん» 本当だ!!間違えてました…。ご指摘ありがとうございます! (2020年2月26日 18時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 113の元カノって元カレではないでしょうか？ (2020年2月20日 15時) (レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！いえいえ、高校二年生ですよ (2018年10月9日 23時) (レス) id: b081aef007 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 楽しみにしてます。あと高校生一年ですか？ (2018年9月21日 18時) (レス) id: a519c23634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2017年6月29日 15時
