【ダンガンロンパ3】絶望は叩きへし折り粉々に Part9【男主】

396話:見せしめ ページ36

幾らかはしょるが、その時が来るまで空中にただ漂いながら眠り、あれから数時間









ついにその時は来た、皆が捕まった。









だが、本来は七海さんが学級委員長だったから狙われたんだ、でも今回は俺が学級委員長、だから七海さんではなく





雪染先生が見せしめの道具にされた。





まぁそんな所は予想内、最後に助けるのは必ずの事、今から俺がやるのは…









『本当に殺される寸前ギリギリに助けに行くこのタイミングっしょ！』








ちなみに今の服装は、一番最初にこのダンガンロンパの世界に着ていた黒ジャケットに白シャツ、青いジーパンの懐かしい姿だった。





何となく首の黄色いチョーカーを人指し指でゆっくりなぞる。






…おっと、今雪染先生がデスゲームをさせられた様だ。





気は熟した





行こう、”希望”の名に賭けて
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〜別視点〜





「雪染はまだか」

「授業中だからな…気付いたら真っ先にすっ飛んで来るだろうぜ」





ある資料室に、逆蔵の宗方は居た。





「そうか…」





特に、宗方は今回の首謀者、黒幕の江ノ島盾子の資料を見ていた。



江ノ島盾子、身長169cm、体重45kg、血液型AB型で胸囲90cm、誕生日12月24日というプロフィールも書いてあった。





「1-A校舎で起きた殺人事件の第一発見者、江ノ島盾子…彼女をもう一度調べてくれ」

「…ソイツが」

「あぁ…全ての情報がその生徒に繋がる…
彼女がクロだと考えて、ほぼ間違い無い」

「すぐにとっ捕まえてくる、取り調べの準備でもしててくれ…」

「やり過ぎない様にな」


　


と言うと、逆蔵は思い出したかの様に立ち止まり、振り返った。

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