内務省異能特務課、中学生になる【東京卍リベンジャーズ×文スト】

武道のお見舞い。 ページ34

「まじか…お前」


「あの徳田さんと知り合いだったなんて…」



「否、愛美愛主での事で倒れたのでお見舞いにきただけだけど…。
君たちは？」





"あの"とは多分喧嘩賭博での事での噂だろう。
一応一部の人の記憶を消したが噂が噂を呼んだのだろう。


そして、私は今武道のお見舞いに来ていた。

長内の応急処置をしていてよく分からなかったが殴られた衝動や疲労でぶっ倒れたのだろう。






「俺、山岸 一司です！
喧嘩賭博の時、すっげーかっこよかったッス!!」




眼鏡の少年は一変賢そうに見えるが只の馬鹿にしか見えないのは気の所為なのか。




「俺は、鈴木マコトです！

あんのきの回し蹴りすごい迫力でした!!」





黒髪のオールバックの少年は一見厳つく見えるが之も只の馬鹿にしか見えないのは気の所為では無い気がしてきた。

こうやって目の前で褒められると何だか照れるって言うか言葉に出来ないけど少しむず痒い。



「あ、えぇと、有難うでいいのかな？」



と、頬を少し掻きながら笑う。




「それと君らは…」


「俺は、千堂敦っす。」

「山本タクヤっす。」


「あっ、そうそう1回ナイフで襲いかけそうになった少年と少々会話をした少年か。
道理で見た事あったよ。」





成程と私は理解した。

それを横目でジグソーパズルを見ていると武道は暇だったんだなぁと感じさせられた。




「いやだって、医者から安静にしてろって言われたからでｯ…」




と、一生懸命言い訳をしていて少しおかしかった。

東卍分裂か。→←幻、帰還。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す