幻、帰還。 ページ33
その後は谷村警部たちと別れて帰宅路を歩いていた。
帰宅路は薄暗く陽の光がが不気味に見えた。
この時間帯は不良が貯まりやすい時間だ。
私は早足で帰宅路を進む。
その時、
「おい、テメーこんな時間に出歩くなんてなぁ…ﾆﾔﾆﾔ」
「而も、結構イケてんじゃん 俺らと遊ばない？」
と、ジリジリと迫ってくる。
私は一瞬フリーズしかけて口から一言でてきた。
その言葉は
「キモっ、近寄るなよ。」
だ。
勿論彼らは頭に血が上った。
「おい、このクソアマ容姿いいからって調子に乗ってんじゃねぇーぞ！？」
と私は胸ぐらを掴まれた。
「そう、私は1度も自分の容姿がいいとか思ってないよ。
私は鏡花みたいに可愛くなければ姐さんみたいに綺麗じゃないからね。」
掴まれた腕を私は思いっきり握った。
彼の腕はミシミシと鳴り顔を歪める。
私はそのまま彼の腕を折る寸前迄握った。
「い"ｯ
テメェ巫山戯んじゃねぇ!!!」
今すぐ殴りかかりそうなところを私は顔面に蹴りを入れ思いっ切り身体をけった。
而して後ろから来るもう1人に殴られた。
ドサッ
「…」
「ざまぁみやがれ!!!」
「いってて…」
しっかし異能を使ってなかったら死んでたな。
其の儘カーブミラーを引っこ抜きもう1人を思いっきりぶっ飛ばした。
「異能力 仮想人物 宮沢賢治 雨ニモマケズ…」
あまり異能は使うなとは言われていたが使うな(絶対に)とは言われていない。
「ヒッ…化け物…!!!!」
彼らは後ろに下がるが腰が抜けて下がれない。
私は彼らの背後を取り手刀を入れた。
而して
「辻仁成 醒めながら見る夢」
異能を使い私のことを記憶から抹消した。
之だから嫌なんだよこの時間帯に出歩くの之で何回目だろうか。
この事は報告書に1回も書いてない。
書いたら厳重処罰を食らうからね。
そうして私は帰宅路についた。
後にまた
━━━━━━━━━━━━━━━
幻の由来
⇒正体が誰かわからない(記憶が抹消されている=徳田が靄状になってる)ことから来ている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫かぶり - つなまよT2(旧ちょこばなな)さん» イーじゃないですか〜。面白いですし〜。内容も違うんですから〜。設定から変えなくてもいーと思いますよー (2021年7月24日 16時) (
レス) id: b56007257c (このIDを非表示/違反報告)
るん - 身長150m笑 (2021年7月12日 12時) (レス) id: 8afb8675a5 (このIDを非表示/違反報告)
逆菜(プロフ) - つなまよT2(旧ちょこばなな)さん» えっと、辻先生のことでしょうか？私は辻先生のことが好きでリスペクトの意味で使わせてもらってるんです。ダメでしたらキャラ設定から全て変えますけど… (2021年7月11日 6時) (レス) id: 55a63bc598 (このIDを非表示/違反報告)
つなまよT2(旧ちょこばなな)(プロフ) - 内容は違うけど,これ...異能力の名前とか苗字とかパクってません...？ (2021年7月11日 2時) (レス) id: b8726aa5c6 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 何度見ても最高ですね！これからも無理せず頑張ってください！ (2021年7月8日 18時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：逆菜 | 作成日時：2021年6月18日 22時
