内務省異能特務課、中学生になる【東京卍リベンジャーズ×文スト】

応急処置を施す。 ページ31

ヤベ 警察だ。」


「え！？ケーサツ！？」


「オレらの勝利祝いに来たのかぁ？」




ペーやんよそれは違うと思う。
てか、警察と言えば谷村警部ここに配属されたっけな。

前にそんなこと聞いたような。ないような。



その後 龍宮寺堅の呼び掛けに愛美愛主の仲間は長内を担いで逃げようとした。


その瞬間




ドスッ



「テメェだけは許せねぇんだよ長内」




パーチんは長内の腹部を刺した。




「何やってんだよパー!!!」




龍宮寺堅はパーチんを突き放した。
長内は呻き声を上げる。

あの量の出血では死なないだろうが応急処置だけはしなくてはならない。



「パー…オマエ…」

「パーちん…？
ナイフなんてどっから？」

「え…
刺した！？」




口々に驚く声が聞こえる。



「長内!!!長内!!!」



龍宮寺堅は長内に駆け寄る。



「どけっ龍宮寺、此処は私が応急処置をするから逃げろ捕まるぞ。」




私は龍宮寺堅を退かした。
懐からハンケチを出し腰あたりを抑える。



「あﾞあﾞ…ｯ！」


「我慢しろ、それでも高校生か此クソ野郎。」




鬱憤バラシのため少し強めに押えたのは間違えないがしょうがないだろう血を止める為だ悪く思うな。




「逃げるぞパー！！！」




そんな声が聞こえてくる。





「ゴメンマイキー参番隊を頼む。」




と、涙を流しそう云う。

私は夏目みたいには行かないが応急処置を淡々とする。
どうせ私は捕まらないだろうし。




「オレ、自首する」




佐野万次郎は騒いでいるが龍宮寺堅に取り押さえられ逃げるところだったその時


武道は倒れてしまった。




「いいから逃げろっつってんだろこの野郎!!!
此処は私が何とかするから早く行け捕まりたいのか！？」





ゴチャゴチャ煩くなってイラついたせいで思った以上の声が出た。
みんなも驚いたようで私を見るが長内の止血で忙しい。




その後は何ともなくみんなは逃げパーチんは大人しくパトカーに乗り長内は救急車にのせられた。





「やぁ、久しぶりだな徳田。」

「久しぶりAちゃん！！」


「っ！？
谷村警部と綾部警部補お久しぶりですね。」





谷村警部と綾部警部補とは顔なじみである。
ヨコハマではポトマから抜けたあと随分とお世話になったものだ。

あの二人が居なければ普通の生活と言うのは分からなかっただろう。

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