内務省異能特務課、中学生になる【東京卍リベンジャーズ×文スト】

どっちをとるか。 ページ20

夜ボロアパートで。


プルルル

知らない電話番号と、知っている電話番号どちらと取ろうか。
よし先ず知ってる電話から取るとしよう。





「もしもし坂口さんお久しぶりです。」


「A、貴方本当に逢ったんですかあの総長の佐野万次郎という方に。」






と、真剣な声色で聞いてきた。





「あぁ、そうだよ。でもあの性格は少し難アリかもしれないけどいい奴だとは思う。」






この間の報告書もう見たのか。
はぁ〜之からどんどんめんどくさくなりそうだ。

年齢偽装しての、東卍を調べそれが佐野さんにバレたらおっかなさそうだ。




「まぁ、貴方の事ですから難なくやって行けそうですね。」


「まぁ、うん、そうだね。。
無理しない程度に頑張りますよ。」






私は書類に向かいながら電話を片耳につけて言った。






「もし何かあれば僕か、辻村さんか辻くん又は夏目さんに連絡してくださいね。分かりましたか？」


「私をなんだと思ってるんですか？
大丈夫だよ、東京卍會と言っても学生しかいないんですから。」



「それですよ。中学生だからと舐めてると痛い目をみますよ。」





と、ため息が電話の向こう側から聞こえた。
確かに中学生だからって言って油断してたら一瞬だ。

異能を持っていたとしても不意打ちには弱い。

それと同じ。





「それともう1つ

これは余談ですけど何処かのグループに異能力者が入ったようなんです。
其れも頭に入れといてください。
彼の名は＿＿です。」




何で彼奴が生きているんだ？
私が5年前に処分(・・・・・・)した筈だ。




「……其れよりもここのアパートのことなんだが、」


「すみませんここしか空いていなかったみたいで。」



「幽霊屋敷なんですよ。知ってましたか？
私に死ねと？」


「……ほんとすみません。」





さっきの間はなんなんだ？

はぁ〜。





「まぁいいや。其れではきりますね。」


「あっ、t ﾌﾟﾂﾝ」





なんか言いかけてたような気がするがまあいいか。


次は知らない電話番号へ


と思ったが此処はユーレー屋敷だ若し”メリーさん”が来たりしたら私が死んじゃう。
辞めとこ。



彼奴も考えることを放棄した方が良さそうだな。
どうせめんどくさい事にまた巻き込まれるだけだし。


あっ、武道のこと言い忘れてた。
まぁいっか。

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