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2人で電車に揺られて10分。今日の課題の話だったり、バイト先の話をしたりすればいつもあっという間に大学の最寄り駅にたどり着く。
「あ〜今日も長い一日が始まってしまう……」
「私は既に眠たいよ……」
なんて、いつもの会話をしながら大学に向かっていると、大体このタイミングでもう1人の友人の背中が見えてくる。
なんと言ってもこの友人はスタイルが良くて、他とは異なったオーラを放っているので私たちはすぐに見つけることができるのだ。
隣の友人を見れば、みるみるうちに眠そうだった目が開いてきて彼の方へ早歩きになっている。
そんな私たちに勘づいたのか、どうなのか、彼が何気なく振り返る。
「あ、おはよう2人とも」
彼もおなじ学科の友人である、チェ・ハンソル。
スラッと伸びた長い足。皆より1つ頭が上のボノニは、私たちが見つけようとせずとも目に入る。
そして何より、
「ぶっ……ちょっと！！なんなのその格好！！！」
ぶーちゃんが吹き出してしまような変な色のサングラスと、変な蛍光色のニット帽。ハーフの容姿だからまだ何とかなっている(？)ものの、相変わらず今日もおかしな色のパーカーを着ていた。
「スングァナ、毎日笑って飽きないの？」
「ボノニが毎日飽きない格好してるからだよ、あー本当に、もう、」
ぶーちゃんがケタケタと楽しそうに笑っているのに釣られて私も笑ってしまう。そんな私たちを楽しそうに見つめて隣にやって来たボノニ。
「A、半袖で寒くない？」
「んー、まぁ大学もそんなに冷房効いてないし大丈夫だよ」
私たちはいつもこんな感じで大学までの道のりをのんびり過ごしている。
そう、大学2年の頃までは、これが、いつもの光景で。
こんな朝が日常に変わっていった頃。
「ヌナ！おはようございます」
私の朝に、もう1人の男の子が現れるようになった。
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夏目(プロフ) - 葵さん» 楽しんでくださりありがとうございます！ディノちゃんの小説が少なかったので自給自足しました(笑)最後のラブラブのために書いた小説なので、番外編ではもっとラブラブを書こうと考えております。お気遣いいただきありがとうございます！ (2020年9月20日 9時) (
レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - mocoさん» 一気に読んでくださりありがとうございます！！とにかくディノくんのカッコ良さにこだわって書いたのでそう仰っていただけて嬉しいです！こちらこそご愛読ありがとうございました！！ (2020年9月20日 9時) (レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - でぃのちゃんの小説少なかったのでとても嬉しかったです！最後ラブラブしてくれて、ニヤニヤが止まりませんでした(笑)お話も凄く読みやすかったです！番外編もあるなんて、感謝でしかありません。ゆっくりで構いませんので、良ければ番外編もよろしくお願いします！ (2020年9月20日 1時) (レス) id: 1b7ff15c1b (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャニがカッコ良くてキュンキュンしながら一気に読みました。とても気に入りました。良い小説をありがとうございました!! (2020年9月19日 22時) (レス) id: b8fe820ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目
| 作成日時：2020年9月14日 22時
