第２５話 はちゃめちゃショーユニットと私 ページ47
みんなのレベルが高いお陰でサクサク進んでいく
司「ー本日はありがとうございました！」
類「うん、完璧だね、素晴らしい最終リハーサルだったよ」
司「さすがはオレ!ハーっハッハッハッ!」
天馬先輩の声が響き渡る
えむ「本番もすっごくすっごく楽しみだね〜!!」
マヒル「うん！台本完璧に覚えたし、早く明日になってほしいな〜!」
ネネロボ『……うん』
ネネロボちゃんの声……少し暗い気がするのは気のせいだよね……
類「宣伝もきぐるみくん達に手伝ってもらって、十分、
できたからね。きっとお客さんも沢山集まるはずさ。それと……」
類「本当に全ての演出プランを応えてもらえるとは思わなかった。ありがとう。おかげでとてもたのしかったよ」
司「類、もう終わったかのような言い方は早いぞ。本当は練習の１０００００００倍のショーを見せるぞ!!」
１０００００００倍のショーとは?
類「フフ。根拠のない数字がまた出たね、だが……そうだね、いいショーにしよう」
司「そうとも！このステージから、オレのスターへの道が始まるのだ！」
ネネロボ『またスタースターって、それ飽きないわけ？』
司「なんとでも言え！オレはこの舞台に手応えを感じているんだ！きっとスターに近づけるぞ！」
司「類、寧々、マヒル、えむ、みなオレには及ばんがよくついてきてくれた、明日のショーは必ず素晴らしいショーにするぞ!」
ネネロボ『別にあんたについてきた覚えはないけど……。……、明日は……みんな喜んでくれるといいな……』
えむ「……司くん!」
司「ん？」
えむ「あたしのほうこそ、ありがとう!」
司「なんだ？急に真面目な顔になって……」
マヒル「えむちゃん……?」
えむ「あたし、このステージにショーを見てくれる人が、みーんなニコニコ笑顔になってくれることが夢だったの」
司「そういえば、えむは最初からこのステージにこだわっていたな」
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