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第３８話 諦めた夢と私 ページ3
雫「……えぇ。安心して。私はもうCheerful*Daysには戻らないから」
ヨル「そうよ、よく言ったわ雫!こんな人達こっちからおさらばしちゃいましょ!」
メンバーA「……そう。行こ、みんな」
雫「……みんな、さよなら」
雫「……ふがいないセンターで、ごめんなさい。今までありがとう……」
……どうして、あんな人達にお礼言うのかしら？
私だったら言わないのに
神山通り
愛莉「……悪かったわね、みのり、遥、ヨル。こんなことにつきあわせちゃって」
みのり「いえ、大丈夫です！それより、誰もケガがなくてよかったです！」
遥「……」
ヨル「……」
愛莉「……雫ごめん。わたし、自分のことだけしか考えてなかった、許してなんて言えない。でも……」
愛莉「……本当にごめんなさい」
雫「愛莉ちゃん……」
雫「……ねぇ。愛莉ちゃんにひとつ、お願いしてもいい?」
愛莉「え？」
雫「私、愛莉ちゃんに……もう一度、アイドルをしてほしいわ」
愛莉「え……!?」
雫「……ずっとね、すごく嬉しかった、私のことを、ちゃんと見てくれる人がいたんだって」
雫「あの一言で、私、本当にたくさんの希望をもらえたの」
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