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第５４話 諦めた夢と私 ページ19
遥「私達に一番希望をくれた。沢山の希望を、アイドルとして、みのりがくれたんだよ」
みのり「……」
みのり「わたしなんかが、本当にいいの？」
みのり「遥ちゃん、ヨルちゃん……桃井先輩、日野森先輩……」
みのり「でも、わたしはまだまだ歌もダンスもみんなと比べて下手で……」
愛莉「アンタね、ここまで練習に付き合わせといて、まだそんなこと言うの?」
雫「ふふ、足りないところはみんなでカバーしあえばいいのよ。あのセカイのステージみたいに」
ヨル「みんなで練習しようよ!その方が楽しいよ!」
遥「そうだよ。みのり、私、みんなでまた……ううん、これからもずっとステージに立っていきたいの」
みのり「みんな……」
みのり「……よろしくお願いします!!みんなに追いつけるように、もっともっとがんばります!!」
愛莉「よーしっ!そうと決まれば!早速グループ名を決まるわよ！」
雫「ん？今決まるの？」
愛莉「そうよ！こういうのはテンションとパッションが大事だもの！はい、みのり!何かいい名前はない!?」
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