第５１話 諦めた夢と私 ページ16
屋上
今日はみのりのオーディション結果の合否の日
私、愛莉、雫が見守っている
みのり「それじゃあ……見ます!」
みのり「……!!」
みのりがメールを見てみると……
みのり「……ふ……ふ、不合格!?そんなぁ……!」
愛莉「ええっ!?ちょっと、わたしにもそれ見せなさい!」
ヨル「私も！」
愛莉と一緒に見ると
不合格の文字が……
愛莉「……ほ、本当に落ちてる……。も〜!見る目ないわね審査員〜っ!」
ヨル「こんな魅力的な女の子落とすとか信じられない！お前らの血は何色じゃい！」
ヨルは地団駄をする
雫「残念だったわね……。そうだわ。帰りにおうどんを一緒に食べない？駅前にとっても美味しいところがあるのよ」
ヨル「その後にクレープでも食べない？フルーツマシマシでさ」
みのり「あはは、お気遣いありがとうございます……」
みのり「……先輩達に、こんなに手伝ってもらったのにな……はぁ……」
愛莉「……何らしくなく凹んでるわけ？」
みのり「え？」
雫「ふふ、そうね、なんて言ったて、みのりちゃんは私達を励ましてくれたアイドルですもの」
雫「これくらいじゃ諦めないでしょう？」
ヨル「それに50回落ちてもただでは転ばない女の子だもんんね!」
みのり「……」
みのり「はい!!落ちた50回が51回になっただけです!!」
みのり「わたし希望を届けられるアイドル目指して、もっともっともーっとがんばります!!」
いい返事!
愛莉「そうそうやっぱりみのりはそうじゃなくっちゃね!」
ガチャ
屋上のドアが開いた
遥「やっぱり、みんなここにいたんだね」
みのり「遥ちゃん?」
愛莉「いいところに来たわね、遥!今から練習するから、ちょっと見ててくれない？」
愛莉「オーディションに落ちたみのりを、今日はみっちりしごくわよ!」
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