第４９話 諦めた夢と私 ページ14
ヨル「私、ちゃんと、みんなに希望を届けられたのね」
どうしよう、胸の奥が熱い
みのり「ヨルちゃん……!」
みのり「……!」
みのりの言葉が止まった
みのり「あれ……?スマホが……ううん、『Untitled』が光ってるっ!?」
スマホを出してみると私のも光っている
愛莉「みのりのだけじゃない……。わたし達の『Untitled』も光ってる!」
ミク「本当の想いを見つけられたから、みんなの想いから、歌が生まれよいとしてるんだよ」
ミク「歌は、人の心の中にある本当の想いでできているから」
みのり「本当の想い……。わたし達の本当の想いって……?」
愛莉「ふふっみのりにはわからないかもしれないわね。最初からずーっと持ってたから」
雫「そうね、わたし達が失くしかけてた時も、みのりちゃんはずっとこの想いを大事にしていたわ」
みのり「え？」
遥「ーアイドルになりたい、アイドルでいたい」
遥「みんなに希望をあげられるような……そんなアイドルに。……それが私の……ううん、私達の本当の想い」
ヨル「ありがとう、愛莉、雫、遥、みのり」
ヨル「貴方達がいたから、ここに戻ってこれた……そして大切な想いも取り戻せたのよ」
どこからか、曲が聞こえてきた
その曲を聞くと自然と歌って踊りたくなる
ミク「ねぇ、この歌、みんなで歌おうよ！わたしも一緒に歌っていい?」
みのり「えっ!?ミクちゃんも!?」
みのり「ミクちゃんと一緒に歌えるなんて……すごく嬉しいよ!!」
リン「よーし!それじゃわたしは、MCで盛り上げちゃおーっと!みんな、最高のステージにしようね!!」
ミク「一緒に歌おう!」
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