ドS彼氏と甘い日常【名前変換オリジナル】

14話 ページ15

「ちょっといい？」




放課後、さっそく誰かわからない人数人に声をかけられた。




思わず冷や汗がでる




こ、これはもしかして…





「聞きたいことがあるんだけど」




強気で攻めてくる口調から察するに、あいつがらみだと思う





さくらが職員室に呼び出されてるこの瞬間を待っていたんだろうと推測される






典型的な一人じゃ何もできない人たちって感じ







でも私も逆らえる勇気もない






「こっち来て」







私が何も発さないうちに腕を引っ張られる






そして連れてこられた場所は、校舎裏





…なんて典型的な人たち！！！！！






なんて間抜けなことを思ってられたのも一瞬だった






ドンッ







いきなり体を押され、地面にしりもちをついた






「ちょ、何するの！！」





思わず大声を出してしまった






「あんた今日宏様と一緒に登校してたよね？しかも手つないでさぁ？？」





う、うわぁ…語尾にはてなつけるのやめてください
こわい






「付き合ってんの？」






「は、はい。い、一応…」






「一応ってなんなのよ！！！」






だって本当のこと言えないし実際に付き合ってるわけでもないし…







「なんとか言いなさいよ！！」






「つ、付き合ってます！！」




不本意ながらこう言うしかなかった







「宏様はみんなのなんだから！！暗黙の了解ぶち破ってんなよ！！！！」






いやいやみんなのとかって寒いから！！




しかも私望んでないし






どうしよう…

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