ドS彼氏と甘い日常【名前変換オリジナル】

13話 ページ14

みんなからの攻撃を避けるために授業開始のチャイムと同時に教室に入った




もちろん１限目が終わったら質問攻めにあうんだろうけど...




・



・



・



１限目が終わり、みんなからの質問攻めにあう前にさくらがトイレに連れて行ってくれた





とても感謝したいところである。






「ねぇ、A。一個言っておきたいことがあるんだけど」





さくらがこんな含みのある言い方をしてくるのはめずらしい




「Aは宏くんと付き合ったのよね？」





「う、うん...」




認めるのにはすこし抵抗があったけど仕方ない





「てことはこれから気をつけた方がいいかも」





「何を？」





「宏くんのことが好きだった人たちからの嫌がらせ」




「・・・・！！！」




確かに、あいつは性格は悪いけど顔はとてもいい





だからあいつのことが好きだって人はたくさんいる






「うーーん...でもさすがに高校生にもなってそんな嫌がらせなんてしないと思うけどなぁ」






「だめ！！ちゃんと気を引き締めないと！心の準備はしといたほうがいいわよ」






「りょうかーい...」





私はまずないだろうと思っていた





でも、さくらの忠告は思いのほか早く現実のものになってしまった

14話→←12話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す