龍の首、かかるは雅な五色の玉

地獄 ページ1

『今日は門が開く日や』
『お前は、そこからでろ』
『分かったか？お前は賢いからな。信頼してるで』


re「…………夢」

それにしては、内容鮮明に覚えてるな。
門…あのゲートの事かな？
信頼してくれてたし、やってみようかな。
あ、でも調べてからにしよう。

＊

re「ふーん…」

本を読み終え、元の場所に戻す。
図書館に行って分かったのは、千年に一度五つの世界の門が開くこと。
門の先には、人間が住んでいること。
そして、五千年に一度、六つ目の世界から化け物が出てくること。

これくらいで大丈夫かな…？
そろそろ門が開きそうだし、見つからないように行かないと。

＊

re「ついた……」

つかれた…それにしても、大きいなぁ…
今のところ、誰にも見つかってない。
後は、開いた瞬間に飛び込む。

re「…今！」

誰にも見つかることなく、ネザーゲートに飛び込んだ。

「おい、今何かゲートに入ったぞ！」
「何！？…っ！もう閉じている！」
「くそっ…やはり内側からは自由に出られないか…」
「おい、レウがいないぞ！」
「もしや、あいつ…！」

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