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俺の家に帰って、ケータイを開く。
こういう時って、マネージャーに話したほうがいいのか?
や、でも、話しにくいな...
もんもんとしていると、ラインが来ていることにきがついた。
「...A..」
_________________ひろ、まだ帰ってこないの?
_________おーい
_________料理さめるよー
うっわ、最悪。
昨日、Aの誕生日だったんじゃん。
そんで、俺の家でお祝いしようと.....
やらかした.....。
「......ひろ」
ビクッ
「あ...え,,,A?」
ルームウェアの、Aがでてきた。
そうか、俺の部屋でずっと待ってたんだ...
「帰ってこなかったの、なんで...?」
「あ...いや...先輩に、ご飯誘われちゃって...」
苦し紛れのウソ。
やべ、冷や汗。
「....先輩のおうち、泊まったの?」
「ん...うん、そう。とめてもらったの。」
ウソだよ。
ほんとは、Aに内緒で...。
「ウソだ..」
.....は?
「藤ヶ谷さんから、ラインきたもん。
今日、北山先輩とキャバクラ行ったぞって...。」
目に涙溜めまくって、うるうるしてるA。
「結局、そのキャバクラの人と一緒にいたんでしょ?
.......ひろ、私のことキライになっちゃった...?」
Aの言ってることは真実。
だから、何も言い返せなかった。
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作者名:かをり | 作成日時:2015年6月1日 19時