2-3 シアンとレッドの瞳 ページ5
NO視点
同時刻
Aの家と対照的に
都会の中心部に建つマロンの家
二階建ての庭付き一戸建て
誰もが憧れる理想の家だろう
マロン「あーあ....疲れた....
だいたい皆バカすぎるのよ」
洗面所にて厚化粧を落としながら愚痴をこぼす
マロン「あー....寂しいなぁ....そうだ!」
厚化粧を落とし終わり、自室へと速攻へ戻る
プルルルル....プルルルル....
ガチャ
マロン「ねぇもしもしマーダー♡姫ねぇ?今すっごく寂しいのぉ♡
だからぁ♡遊びに来てぇ♡」
マダ「え....オレなんかで....いいんですか?」
マロン「もぉ♡自分を卑下しないでぇ?姫はマーダーと遊びたいのお♡」
マダ「あ....わ、わかりました」
ガチャ
ツーツー
マロン「ま、テキトーに選んだんだけど」
吐き捨てる様に本音をこぼした
数十分後
コンコンと軽く扉を叩く音が聞こえる
マロン「あれぇ?マーダー君もう来たのぉ?嬉しいなぁ♡」
マダ「あ....ありがとうございます」
マロン「もぉ!硬いよぉマーダー君♡」
こりゃDTだな
とマロンは本能的に感じた
マロン「姫と一緒に寝てほしいなぁ♡」
マダ「....ふぇ?」
恐らく成人しているであろう骨が情けない
と思ったが、声には出さなかった
マロン「ねぇ?姫じゃダメかなぁ?」
マダ「いや....それならホント....他のヤツいますよ....薄汚い兄弟ゴロシよりも....」
マーダー君は、姫のことキライなのぉ?」
マダ「....キライじゃない....むしろその逆....だけど....」
マロン「....
マロン「私も」
マダ「....え?」
マロン「....だから安心して?独りじゃない、姫がいるわ」
すでにマーダーの目は虚ろだった
マロン「....ね?だから怖くないでしょ?」
マダ「....♡」
マーダーは
ほぼ完全に堕ちたようだ
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ナイトムーン(プロフ) - こういうのめっちゃ好き!!これからも応援してます! (8月27日 13時) (レス) @page21 id: 5c5a18c56d (このIDを非表示/違反報告)
エラーくん最推し - いつも見てます。更新頑張って下さい (8月27日 13時) (レス) @page21 id: 27e3e4df61 (このIDを非表示/違反報告)
匿名は特命を包む - 一言叫ばさせてください。好きだああああああああああああああああ!!これからも、更新頑張ってください!楽しみにしています! (8月27日 9時) (レス) @page20 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
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