4-1 濁った決意と魅惑の私 ページ14
NO視点
"コツン"
そんな音がキラーの耳(はないだろうが)に入った
キラ「…ん?」
キラー、瞬時にソレを理解する
キラ「…おいッッ?!ねぇまさか?!」
『…いや、正直私、マロンが現れて諦めてたけどさ、
ホントはキラーのコト、好きなんよ』
もちろん、それはウソだ
そんなコトも知らず、キラーはそれを本気にした様に言った
キラ「ふ、ふん!姫の方がボクを一番愛してくれるもんっ!!」
『…アンタさっき、ホラーにマーダーのコトを相談しようとしたでしょ?』
キラ「…え?そ、そうだけど?
マーダーは一日中上の空だし…
しかもパピルスの幻覚と話してると思ったらさ?
なんか[姫好き]とか[姫愛してる]とか呟いてて気持ち悪いんだよ!!」
『…あのマーダーが、ニンゲンにそんなコト言うかい?
言った理由は恐らく二つ
一つ目は洗脳されてるか
二つ目は姫が一番マーダーを愛しているかその二つ位だよ
アンタも薄々気づいてるでしょ?姫は皆を騙してるって』
キラ「…違う」
『姫は皆を愛してなんかないって』
キラ「違う!!」
『姫は!!
Aを!!私を!!陥れようとしてるって!!
キラ「…そうだよ!!!
そんなの認めたくないだけ…
キラーはポロポロと涙を流した
キラ「ホラーにも、マーダーにも、誰にも相談なんてできなかった
『…そっか
辛かったね、寂しかったね
大丈夫、大丈夫だから、ね?
マロンから皆を解放してあげよう?
なんかごめんね?キラー、アンタらのためなんだ」
キラ「…ん、うん、うんッッ
ありがと、ありがとうッッ
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ナイトムーン(プロフ) - こういうのめっちゃ好き!!これからも応援してます! (8月27日 13時) (レス) @page21 id: 5c5a18c56d (このIDを非表示/違反報告)
エラーくん最推し - いつも見てます。更新頑張って下さい (8月27日 13時) (レス) @page21 id: 27e3e4df61 (このIDを非表示/違反報告)
匿名は特命を包む - 一言叫ばさせてください。好きだああああああああああああああああ!!これからも、更新頑張ってください!楽しみにしています! (8月27日 9時) (レス) @page20 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
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