なんかカオスな短編集!!【ヘタリア】

何度でも【ルーマニア】*切2(グロ表現あり) ページ18

『ルー!次あっち行こうよ!』

ルー「ちょ…!待ってよ…A」
『そんな事いってたら映画始まっちゃうよ!』

ルー「おいらだってもう若く無いんだから…いででで」
『次それ言ったらこのままほっぺた引きちぎる』
ルー「ひぇぇ…」

おいらのほっぺたを容赦無くつねっているのはおいらの彼女A

付き合ってもう4年たつ

そして今日はAの誕生日

カバンの中に隠してるサプライズのプレゼントタイミングをはかる

『ぬぅーすんだバーイクではぁしりだす〜♪』
ルー「」
『この曲フルで最後まで歌えるんだから!(ドヤァ)』
ルー「よかったね」
『(´∵`)』

そんなやり取りをしていると駅に着いた

ここから電車に乗って映画館へ行くんだ

そしてAに…

『あれ…?おっかしいな…もう電車がくる時間なんだけど…』
ルー「ちょっと位時間は遅れる事もあるんじゃないかな?」

子供見たいに最前列に身を乗り出す
ルー「危ないよA」
『大丈夫だって』

人はいたものの、片手で数えれる程度

こういうタイミングで渡すべきではないだろうけど…

おいらはAの少しでも早く喜ぶ顔が見たかったからカバンの中から小さな箱を渡した

『これって…』
ルー「開けて見て?」
『う、うん!』
嬉しそうに包み紙を取るA

『わぁ…』
Aが子供見たいに目を輝かせて手に持っているのはAの綺麗な髪にぴったりの白い花の髪飾りだった

我ながらセンスいいよね

『つけてつけて!』
せがんでくるAの髪飾りをそっとポニーテールの結び目につける

『えへへ…ありがとうルー!』
ルー「どういたしまして!」
そんなにも喜んでくれるとは思わなかったな…嬉しい…

それより電車まだかな

あ…今ちょっと奥からライトが見えた

その時だった
『ルー!これどこで買ったの…っ!!』
ルー「A!!」

ヒールがとれ、バランスを崩したAは線路へ落ちた

必死で手を伸ばしたが届かず、電車がおいらの目の前を横切った

血が、飛び散り、Aの色々なものが線路にこびりついていた

同時に、周りにいた女の人の叫び声が駅のホームに響いた

時が止まり、目の前が、真っ黒になった

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