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A｢相手が誰だろうと、関係ない。｣
僕は、そう言って、壁にもたれた。
A｢Zzz…｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢神崎少年！そろそろ出番だよ！｣
オールマイトの声に、顔を上げる。
A｢ふぁぁ…｣
伸びをして、オールマイトについて行く。
A｢ん？オールマイト、緑谷は？｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢彼は、負傷したから、保健室に行っているよ。｣
A｢ふーん。｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢さて、君がヒーロー役、私がヴィラン役でいいかな？｣
いつの間にか会場に着いていた。
A｢いいよ。｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢よし、じゃあ始めようか！｣
オールマイトは定位置に向かった。
《訓練、スタート！》
A｢…さてと、行くか。｣
僕は歩いて、オールマイトのいるところへ向かう。
A｢発見。｣
広い部屋の真ん中に核兵器を見つけて、歩いていく。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢どこへ行くんだ？ヒーロー。｣
後ろからオールマイトの声がした。
A｢どこ？決まってんじゃん。
核兵器を回収するんだよ。｣
途端、僕は核兵器に走り出した。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢おっと！そうはさせないよ！｣
オールマイトは、物凄い速さで、僕の前に立ち塞がった。
A｢やっぱ、速いな。｣
笑って、オールマイトを見る。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢HAHAHA！笑ってる余裕あるのかい？｣
A｢余裕？余裕なんか、あるわけないじゃん。
だって、相手は…オールマイトなんだから。｣
僕は、オールマイトの横を通り過ぎて、核兵器に触れた。
A｢回収。｣
オールマイトを見ると、目を見開いていた。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢なぜ…｣
A｢やー、この部屋、暗くて助かったよ。｣
僕は、核兵器を背に座り込んで、オールマイトを見上げた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年1月30日 1時
