願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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「ばぁー！！！！」




颯「…怖くな」




「えぇ〜…昨日頑張って驚かす練習してきたのにー」


颯「どこがだよ、ぜーんぜん怖くないね〜」




私はお化け屋敷のお化け役を練習していた。
やりたいって言う子が限りなく少ないものだから








「ていうか、文化祭なんて美味しいもの食べて回って花火見て終わりでしょ？」



颯「花火か！今年もあるのかな、願いが叶う花火」




「…願いが叶う花火？」




颯「はぁ？麻世知らねぇの？文化祭の花火には虹色に輝く願いが叶う花火が打ち上がる。その花火に願いを込めると叶うって噂なんだ。」






あくまで噂なんだ笑


でも…ちょっと素敵かもしれない。



願いが叶うなら…私は何を頼むのだろう






―――ガラガラ




理奈「麻世ちゃん！」





教室に入ってきたのは理奈ちゃんだった。




「理奈ちゃん！！」




理奈「お化け役の傷メイク！特訓したの！良かったらしてみてもいい？」




「もちろん！特別怖いのにして颯を怖がらせてやるから！」





颯「やめとけやめとけ笑」







理奈ちゃんはあれから少しずつ話すようになった。
七瀬さんがいる時は色々あるみたいであまり話せないけどね、



理奈「よーし！始めるよ！」




「お願いします！」

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