願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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それから、資料を運びながら教室に戻った。


「ホコリついちゃった…解いちゃお」




頭にホコリが着いてしまったものだから私はポニーテールをゆっくりと解いてホコリを落とした。




恭介「…そっちの方が似合う」



「え？」






先生は少し照れた表情でもう一度言ってくれた。



恭介「俺はそっちの髪型…似合うと思うな」



「ほ、ほんとですか？」





鏡に映った自分を見て、ずっとポニーテールだったから少し変わった気持ちになった。
こっちに…してみようかな









――――――
しばらくして、体育がない日があったので髪の毛を下ろして学校に行ってみることにした。





「…なんか、変じゃないかな？」





鏡を見る度思ったが、先生の言葉を思い出して何故か大丈夫だって思った。









颯「麻世おはよー…」




「おはよう颯」






颯は私を見ると固まって、驚いた顔をしている。





颯「髪型、いつもと違う」




「あー…変？」


颯「いや、珍しいなって…何かあった？」








先生の事は内緒にしたい


そう思った。



簡単に言えない気持ちだった。






「…なんでもないよ」









恭介「はーい、皆さん席について」








なんだろ…


先生を見るとドキドキする。

眩しいほど輝いている貴方をもっと…もっと知りたい





これって…もしかして…

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