・・・・・潰しても、いいですか？

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「そういえば、君、名前は？」





きたああああああああああああ！





必殺、学校の王子に言われたらやりざるを得ないからこの権力使っちゃおう☆攻撃ーーーーーーーーーー！






答えたら終わるよ、たぶん。というか、99.9パーセント終わるよ！？






「ねえ、名前は？」






うん。君達、しつこいよ。あ、最初に聞いたのが一ノ瀬、2回目が相川ね。





・・・ここは、





モブにしか使えない術を使うしかあるまい！






「・・・山田花子です。」






ブフォッっと二人が噴出し、大爆笑する。






失礼な。全国の山田花子さんに謝るのだ！






でもなんか面白いから今日から私の名前は山田花子でいこう。つまりこのまま突き通すのだ！






「なんですか何なんですか人の名前を笑うとか最低ですか王子様が聞いてあきれます。」





ふんっ！






みたか！この山田花子(仮)の実力を！





え、なんで(仮)ってついてるの！？





私は山田花子だよ？・・・あ、ちがったわ。←





「え、いや、だって、山田花子ってうちの学校にいないしｗ」




「そうですよ、名簿に載ってませんでしたもん。」





なぬ！？






おぬし、何者だ！？





われの正体を見抜くとは・・・





ならば仕方あるまい！





正体をばらそうじゃないか！







「よくわかりましたね。私の本当の名前は・・・









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・









・









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佐藤太郎です。」

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