【リボーン】灰かぶり姫

8話 ページ8

「…………君が僕の事をちゃんと知ってるから」


「…………え？」






あれ、なんか恥ずかしい台詞をこの人サラッと言ってないですか？


気の所為かなぁー？




「並中にいた時も、君は僕を怖がらずに怪我の手当てをした。

それに興味が湧いたから、これで良いかい？」






よくそんな事覚えてたなぁ、風紀委員長。


ただ怪我する人を見捨てられなかっただけだけどね。

まぁ、良いや。





「なんか今更ですけど恥ずかしいですね。すっかり忘れかけてました。

切り替えますけど…………私の仕事ってなんです？」


「ああ、保健委員長は僕の秘書だよ」





…………またこの人は。なんでそんな重要な役目を持ってくるの！？




「僕だってそれくらい自分で選ぶさ。せいぜい頑張りなよ、灰場」


「くっそやろう、性格は全然変わってねぇよ！！！」




あれ、今苗字で呼んでなかった？


…………もう良いや。

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