ひとつ屋根の下にいるあいつ【角名 倫太郎】

今の関係 ページ40

「このドラ娘！どこ行っとった！」

部屋に戻ると華が部屋の玄関のところで仁王立ちで待っていた



『ははは！いや〜…
倫太郎にアドバイスもらいにいったら治君の告白現場に遭遇して、
先生が女がいないか部屋の確認に来て
慌てて倫太郎のベッド隠れてバレずに帰還しました！』



「中々波乱万丈やな。で、どうすることにした？」




『なにが？』



「はっ！？告白やろ？アドバイスもらったんちゃうの？しかも治君の告白現場に遭遇しとるやん」



『いや、それが結局騒動でなにもアドバイスもらえなかった』



「あんたなぁ分かっとる？もしも仮に治君と付き合えたら角名君とは今まで通りにはいかんよ？」



『え？なんで？』



「一緒に住んでんのは仕方ないにしても、彼氏やったら嫌やろ？必要以上に絡めんよ？」



『え？そういうもん？』



「そりゃそうやろ。角名君も今までとおりには接さないんじゃない？」



『今まで通りじゃなくなる…』


＿＿


銀「なぁ、治〜ぶっちゃけAちゃんのことどう思っとるん？」


銀、治、侑、俺はビーチの自由時間でビーチバレーのコートが空く順番待ちを砂浜でしていた


治「え？A？ええ子やと思うけど。話しやすいし、よー食べるし、かわええよな」



銀「ほー、付き合いたい？」



治「付き合う？まぁ、Aならええよな。好きとかやないけど」



侑「こいつ…めっちゃ上から何様やねん」



治「別にそんなわけじゃないわ！アホツム！」



「……俺、泳いでくるわ」

イライラしてその場にいたくなかった

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