身代わりの彼女【木兎 光太郎】

ライバル ページ32

自主練前に木兎君にメールした



：有栖Aお疲れさま!時間が合えば一緒に帰らない?

木兎君、メール気づくかな…




綾「Aもいいとこでやめなよ〜私らは先に帰るよ」




『はーい！あとちょっとしたら帰ります！』



＿＿スパーーン！！



『おお…！よし！いい感じに終われた』




「昨日と全然違うな」




『あっ、金田君。あれ？今日はどうしたの？』



金「いや、昨日の話の続きしたくてもう終わり？」

……続き？なにか続いてたっけ



『うん、ここまでにするつもりだよ。いまそっち行くから待ってて』

あっ…体育館から声するな。よかった木兎君、まだ終わってない



金「おつかれ！…有栖はいま好きなやついるのか？って話」



『ああ！…えっと実は彼氏ができて』




「えっ…いつから！？」




『昨日から(笑)』




「はっ？昨日？」




＿＿「おーい！有栖さん！俺終わったー！」

タオルをぶんぶん振り回しながら木兎君が体育館の入り口から出てきた



『おつかれさま！あ、私もあと着替えるだけだからちょっと待ってて？』



金「彼氏って…まさか…木兎？」



『あ、彼氏は木兎君だよ。着替えなきゃなのでバイバイ！』



金「ああ……」

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