胸いっぱい�� ページ17
煉獄side
腹も満ち、体力が全快したということもあり集合場所までいつもより早く着いてしまった。
今日は音柱と合同任務となる珍しい日だった。
柱同士の任務となると、それなりの手練た鬼が相手となるのだが今回の鬼は一体どんな力量を持っているのか。十二鬼月の可能性が高いと見ているが今日の俺は一味違う！なぜなら美味い飯を食ってきたからな！
と、色々思い出しながら音柱の到着を待つ。
｢お？待たせたな｣
｢うむ！大丈夫だ！問題ない！｣
ひゅるりと現れた同士である、同じ階級の音柱。相変わらずでかい！
｢さーて、今回はどんなやつだ〜？派手に暴れたい気分だ。｣
｢同じく暴れたい気分だ！｣
｢ん？珍しいな？｣
｢腹が満ちているからな！｣
｢はっはっはっ！そうかそうか！美味いもんでも食べてきたのか！｣
｢うむ！実に美味であった！｣
｢なんだ？何を食ったんだ？｣
｢薩摩芋などだ！｣
｢いつもと同じじゃねぇか！｣
｢違う！｣
｢んあ？｣
頭にはてなマークを浮かべる音柱だが、この話はここまでにしよう！
｢さて！行くとするか！ここから東に居るとみた！｣
｢よっしゃあ！行くぞー！｣
その場から目的地へと一気に空を裂くように移動をし、それぞれの持ち場について標的を確認。
今回の鬼の情報だと、隊士数名が犠牲となっているため慎重かつ確実に首をとる必要がある。
鬼の目玉には階級は印されていないため、十二鬼月ではないようだ。
少し離れた音柱と相槌を交わし、攻撃にかかった。
背後から狙い撃つが、鬼は僅かな殺気に反応し致命傷を裂けてきた。ーーよもやよもや。すると、すかさずに音柱も攻撃を仕掛けていた。
鬼｢なんだ？てめーら。俺に喰われにきたのか？丁度いい。俺は腹が減ってるんだ。｣
杏｢そうか！俺は腹が満杯だ！｣
鬼｢あ"？｣
音｢ははは！怒ってる怒ってる！｣
杏｢音柱！次でカタをつけるぞ！｣
音｢おし！派手に死ね！｣
柱二人に対し、到底適うはずもなく鬼は斬滅した。
杏｢よし！任務完了だな！｣
音｢呆気ねぇな。もっと手応えが欲しかったぜ。｣
杏｢早く家に帰らねば！宇髄も嫁達が帰りを待ちわびているだろう！では、これに…
音｢まてまて。｢も｣って言ったな？何で早く帰んなきゃならねぇんだ？嫁でもとったのか？｣
杏｢む？そんなこと言ったか？｣
音｢ちょっと付き合え。｣
早々に帰りたかったのだが、口が滑ったみたいだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シレン(プロフ) - Lastさん» ご指摘ありがとうございます！いやいや、お恥ずかしい！！すぐ治します！！ (2020年11月1日 1時) (
レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
Last(プロフ) - この作品いつも読んでます！！ただいま�，覇�輪刀が日輪等になってましたよ。これからも投稿頑張って下さい！！ (2020年10月31日 23時) (レス) id: 7e2a5ee326 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございます！くっつくまでの過程が大好物です！！ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
よる - 焦ったい…大好物です！！！ (2020年10月31日 21時) (レス) id: 857d9d8983 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるように頑張ります！ (2020年10月30日 14時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シレン | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16108143
作成日時：2020年10月26日 3時
