17話 ページ19
Noside
クロ「Aくん。貴方のユニーク魔法って一体…。」
『僕のユニーク魔法、とっても拷問向きなんだよ!なにせ、ミドルスクールの頃の拷問学は、僕が成績1位だったんからね!』
ふふん、と自慢げに鼻を鳴らすAだが、
誰もそんなことは聞いていない。
ユウたちに至っては話の筋が掴めず、困惑する。
クロ「そ、そうですか……。ユニーク魔法の内容はどんなものなんですか?」
『実際に見てみた方が早いかも!まずは試しに…うーんと…』
Aはその場にいる人をくるりと見て、
デュースと目が合うと二パッと笑う。
『じゃあデュースくん!』
デュ「えっ、な、なんだ?」
呼ばれたデュースは戸惑いながらも、
Aに耳を傾ける。
だが、次にAが発した言葉は、
とんでもないことだった。
『試しに自分の片腕切り落としてみて!』
デュ「分かった、片腕を………???」
一瞬鵜呑みにしかけたデュースは、
しばらく放心してようやく言葉の意味を理解する。
『あれ?もしかして出来ない?じゃあ僕が代わりに、』
なかなか動かないデュースを見て、
Aが懐から折り畳み式の魔導チェーンソーを取り出した。
クロ「コラー!そんな無茶をさせてまですることじゃありません!!そのチェーンソーもしまって…いや、没収させていただきます!!」
クロウリーは急いでAからチェーンソーを奪い、
ふぅ、と汗を拭う。
Aは眉を八の字にして、チェーンソーを見つめる。
僕のお気に入り……。
エース「ほ、本気だったのかよ……。」
エースは一瞬で理解する。
コイツはヤバい奴だ。
クロ「そもそもなぜユニーク魔法を説明するために、人の片腕を切り落とす必要があるんですか!!?」
『その方が分かりやすいかなぁ…て。』
クロ「お願いですから、命に関わらない程度で説明してください!」
はぁい…とAは拗ねた顔で、
シャンデリアに向かってマジカルペンを構える。
『人体にしか使ったことないから、上手く出来るか分からないけど…。』
『《急がないと、遅れちゃう 『
858人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乱無(プロフ) - 初コメ失礼します!! ほんとに僕にあった作品で最高に好きです! リクエストでジェイドさんとの絡みがみたいです!! 採用していただけたらなと思ってます! 迷惑でしたら無視をしていただいて大丈夫です!! 楽しみにしてます!! (8月21日 23時) (レス) @page39 id: 565cbb1531 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 初コメ失礼します!!夢主くんのサイコパスさと、あどけのない可愛さが最高に好きです。すぐに殺そうとするとこが尚良き。大好物です、デヘヘ 「一緒に遊ぼう!」とか言いながら武器振り回して追いかける夢主くんとキャラが観たい。 続き楽しみに待ってます! (8月20日 23時) (レス) id: b26d36307f (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 初コメ失礼します!25話目の文章が抜けています。こちら側の不具合かもしれませんが、念の為確認お願いします…! (2023年3月14日 21時) (レス) @page27 id: 1aec65c647 (このIDを非表示/違反報告)
トマトマヨトマメトマト(プロフ) - さにかんさん» 申し訳ございません、pixivにてこの作品を出す予定はないので、控えていただけると幸いです。 (2023年3月12日 17時) (レス) id: a96fc2539f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - 設定が斬新でとても面白いです!ただ一瞬、「闇落ちしたマイメロ」って単語が頭をよぎってしまった……続き楽しみにしてます!応援してます! (2023年3月10日 12時) (レス) @page20 id: 9991bd595c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2023年3月8日 7時