今日:87 hit、昨日:31 hit、合計:6,358 hit
小|中|大
*第110話 ページ34
裏梅は裂けた右肩を治すとAに術式を使う。
広範囲の氷というより、空から氷の刃を降らせて動く範囲を狭めるという作戦。
Aは攻撃を避けつつ、裏梅の視界から外れた場所へテレポートする。
一瞬の出来事に裏梅はハッとする。
A「"誰の体だと"…か。
殺す勢いでやってた奴が言う言葉じゃねぇよな。
懐がガラ空きだぞ。
今術式で攻撃・守りに入ったよな。
術式だけに頼らず、体術鍛えろって言ったけど…」
不意をつかれた裏梅は、すぐに体術へ切り替える。
流れるように下へしゃがみ込み、足で裏梅の腕を蹴り上げる。
A「…かかったな」
腕を蹴り上げ、裏梅に向けて術式を発動する。
A「…氷凝呪法____『霜凪』」
裏梅を対象にし、下半身を凍らせる。
裏梅「……私の記憶だと、貴様は術式解除のみだったはずだ。
何故、私の、宿儺様の術式が使える…っ!!」
A「……術式の幅を広げるよう努力したこと。
一度でも触れれば相手の術式は使える。
(この程度の氷くらい、裏梅ならすぐに解呪出来そうだな…)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
191人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時