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*第95話 ページ18
Aは両手に力を入れると、ビキッと骨の軋む音がした。
敵「…っ!?〜〜!!」
苦痛の顔をしつつ、突然のことで声が出なかった敵をAは背後から見ていた。
敵 (…見た目に反して、なんつー馬鹿力だよ…!!)
A (俺、無闇矢鱈に攻撃をするタイプじゃないのに、何でここまでやってんだろ。
いつもだったら、術式解除・呪力奪う・去るで終わるのに…
なのに俺はこいつとの戦いに少しの愉悦を感じている)
今まで抱いた事のない感情にAは首を傾げながら考える。
A (……今まで戦いをしなかった、出来なかった事もあるけれど。
こんな所でまさか愉悦を感じるとはなー…)
『あははー』と内心苦笑いをこぼすAだが、敵の拘束は緩めることはしなかった。
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時