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しがない情報屋(笑) ページ12

Aside

何故だ。何故こうなったんだ。
今私は数現在進行形で数少ない友達(笑)から説教をされている。
微かにコーヒーが香る談話室で大の大人が正座をしているなんて大変シュールな光景だろう。

「ちょっと聞いてんの!情報をはかれたときすごく焦ったんだけど??」
「あぁ、本当にな。まさか本当の情報を売られるなんて思いもしなかったからな。」

その節は大変ご迷惑おかけしました。しかし反省はしてますが後悔はしてません。

ていうか風華のNo.2とNo.3がしがない情報屋の言動の1つや2つで惑わされるなんて。
コイツらは、言いたくないが結構な実力者のだ。なにせあの理央が認めたんだもん。
前代未聞だろ。お前らの部下が泣くぞ。

「すいませんね。惑わされてしまって」
「残念ながら俺らの部下は優秀かつ忠敬的なんですゥ」

「え、なんで?まさか口に出てた…!?」
『いや、顔に書いてあった』

エスパーかよ、怖。こう見えてもポーカーフェイス得意な自信あったんだけどな。
てかハモるとか仲良いな。

「ねぇ、真面目に答えてよ。なんで、情報を売ったの?」

真剣な顔をして、玲が問い詰めてくる。
まぁ、情報売られたなら当たり前か。
玲はこうみえて風華を大事に思ってるから、私に嫌気を感じてるんだろうな。
え、もしかして私死ぬ??

にしても、なんでっていわれてもな…

「特に意味はないんだけど。助けが来る前の時間稼ぎ的な?結局来なかったけどね(笑)」

そう、情報を売ったことに意味なんてない。
情報なんて、金さえ払えば手に入る。時には、頭をちょっと捻らせば簡単に手が入る。
そんな軽いものなんだよ、情報って。
ただ…

「ただ、捕虜となった奴を自分の思い通りに操れていると思っているクソ野郎を手のひらで踊らせてるのは楽しかったわ」

しがない情報やだとこんな場面なかなか遭遇しないしね。だからちょっとだけ調子乗ったわ。ごめんな!!

そう薄笑いで言い放った私の言葉を聞いて、2人は声を揃えて叫んだ。

『ほんといい性格してる!!!』

あ、またハモった。やっぱ仲良いんじゃん

煙のような彼ら→←しがない情報屋?



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ECO(プロフ) - こんにちわ!友達だよ!俺だ!分かるやろ!オレンジの奴終わったら続きもっと頑張れよ(できれば頑張って)。え、終わる?マフィア終わる?一年後でも良いから描いてくれ〜!俺もイラスト描くから! (2022年1月30日 11時) (レス) @page2 id: 75d977e1e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:精神崩壊ハム太郎 | 作成日時:2021年6月12日 14時

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