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キシside








廉「なんでもないですよ」


「そうか、ならいいんだけど」




もしかして、人間界に帰りたいんじゃないかな。ほら親とか友達とかに会いたいかもしれないだろ?




カイト「はあお腹すいた!」


「お!じゃあ昼飯にするか」




俺らが食べるのは普通のご飯。人間のイメージは俺らが虫や人の魂を食うって思われてるみたいだけど、そんな物好きはごく一部だ。


今日は八百屋で勧められた芋と人参と大根の煮物と焼き魚とお粥だな。


なんせうちにはお金が無い。何でも屋をしてるけどこんな町外れに来る奴はひと月に1、2人。


まあその代わり報酬はそこそこするけど。




「廉はお粥食べれる?まあ味は塩だけど」


廉「食べれます!そんなご飯を食べれるだけでも有難いのに…」


「ん?」


廉「いえ、楽しみにしていますね。キシさんのご飯」




後半何言ってるか聞こえなかったな。なんか重要なこと言ってた気がするんだけどな。




カイト「ねえキシくんまだ?」


「いや、ちょっと待って!もうすぐで出来る命掛ける!!!!」


廉「びっくりマークいっぱい見えた気がするんですけど」


ジン「ああいつもの事だから気にしないで」




カイトに急かされ数分後に出来たご飯。半分ぐらいのお粥に1人3分の1の大きさの魚。小鉢に少しの煮物が完成した。

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踏まれたアリ - 普通に続きが気になるッ……!待っててもいいですかッ……!設定からストーリーから何から何まで好きッッッ!!!!_:( _ ́ཫ`):_ (2023年1月6日 23時) (レス) id: bcd0c2c6f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまのん | 作成日時:2021年5月24日 17時

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