「ﾕｷｲﾝﾀｰ!続きましては雪華!」華「よろしくねっ」「年齢と身長と体重は?」華「7歳。身長は111cmだよ。体重はナイショ!」ツ「兄妹揃って秘密なんだね…」「やばい可愛い」ツ「ユキさん鼻血を拭いて!!」「おっと失礼。好きな食べ物は何?」華「お肉!」ツ「や、野生的ですねっ!」「…ザンザスくんの影響か何かかな」華「でも一番好きなのはお肉はお肉でも鮫なの!」ツ「…ｽｸｱｰﾛの娘なのに?」 ページ9
ハル姉と京子姉のものだと思われる悲鳴に背筋がヒヤッとする。聞こえた方向からするとキッチンだろう
雪華はあのふたりと一緒にいるのに…！ 何があったんだ！？
「っ、ラルさん！ 失礼します！」
ラルさんは女性だし年上だしで焦りながらも礼儀として軽く一礼し、この場にいる誰よりも早く走り出す
無事でいろよ、雪華…！
たったひとりの妹なんだ……オレが、守らなくちゃ…！！
プシュゥと暢気な音を立てながら開くキッチンのドアを疎ましく感じ、完全に開き切る前に両手で押し広げて中へ飛び込む、と…
「雪華ッ！！」
「あっ、雪那くん！」
「流しの下に何かいるんですけど…」
戸惑ったように言葉を濁すハル姉の視線の先には、流しの下からはみ出ている黒くてぷっくりした何かをゲシゲシと踏んで圧力を掛けている雪華がいた。え……なーんか雪華の悲鳴が聞こえないと思ったら…何してんだ？ すっげーイイ笑顔してんだけど
「きょ、京子ちゃん！ ハル！ どうしたの！？」
沢田サン等来るのおっせーな、じゃなくて！
「…雪華、ソレ何？」
「不審な物体だと思う！」
「いや、不審そうなものに触るなよ」
苦しそうに呻いている気がしないでもない黒くてぷっくりしたソレの正体をなんとなーく察して、雪華を羽交い絞めにするようにしてソレから引き離す。あとで風呂に入れさせないとな
とりあえず雪華を抱き直し、ハル姉達から離れてドア付近へ移動する
「はぁ……おまえな、色んな物に好奇心が働く年頃なのはわかるけど、もーちょい大人しくしてくれよな。ホント心臓止まるかと思った…」
「むーっ」
「ははっ、頬膨らませんなって。可愛いだけだ」
ぷくっと膨らんだ雪華のほっぺを片手で掴んで空気を抜かせる。やべぇ、変顔してもオレの妹って可愛いぜちくしょう
ハル姉の方は解決したらしい。やっぱしアレの正体はジャンニーニだったみたいだ。人騒がせな奴だなぁ
「そうだっ！ お兄ちゃん、今日の夕ごはんはカレーなの！ あたしもお姉ちゃん達と一緒に作ったのよ！」
褒めて褒めて！と雰囲気でアピールしてくる雪華に頬を緩ませ、オレや父さんと同じ銀髪をぐしゃぐしゃと掻き混ぜてやる
「聞け！！！」
うおっ、驚嘆したー。拳で強く壁を打ったラルさんにみんなの視線が行く
「…ど、どきどきしたぁ」
「雪華、ちょっとだけしーっ、な？」
「しーっ、ねっ」
可愛いなぁ
「それじゃあ最後にふたりに質問!最近の一番の不満は?」ツ「なんですかその質問!?」華「お父さんの髪の毛」那「オレもそれに同感」「なに、鮫ったら娘に嫌われてるの?ぷぷっ」華「だってね、あの髪のｷｭｰﾃｨｸﾙ良過ぎなんだよ!」那「修行中に一本とは言わず数本抜いてとある科学者に見せたんだがそれはもう…」ツ「危なッ!ｽｸｱｰﾛの髪を抜くなんて危険っ!!」「「人類史上稀な髪質の良さなんだって!!鮫に負けるなんて悔しくて…っ」」→←「好物は?」那「とーぜんﾏｸﾞﾛとﾅｯﾎﾟｰだよ」ツ「と、当然なんだ……嫌がらせとしか思えないよ〜」那「ん?」ツ「ええぇとっ!そ、そう!雪那くんって恋人とかいないのかな!?」「どきどきっ」那「は、んなのいらねーよ」ツ「ドライですね!!」「んじゃ親友は?」那「そりゃあ、とーぜん…」フ「ミーですー」「やっぱねー。相性良さそうだなとは思ってたんだ」フ「親友というより悪友ですけどねー」那「主に被害者は雷親父と堕王子だぜ」
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霽月(プロフ) - 真昼さん» ありがとうございます！ (2017年1月1日 17時) (
レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
真昼(プロフ) - はい！頑張ってください！これからもずっと応援してます！頑張ってくださいね！ (2017年1月1日 14時) (レス) id: 193a3f96c8 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - 冬乃さん» 本当に申し訳ないです。私も未来編が大好きで愛が溢れてしまいます(笑) 上手く伝わるか不安ですが頑張ります。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - 真昼さん» 本当に申し訳ないです。途中で終わらせてしまう代わりに未来編はきっちり書き上げるつもりです。これからも面白くできるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - エリカさん» 本当に申し訳ないです。本編では書けませんが、番外編でちょこっと書いてみようかなとは考えています。本編に組み込むのは難しいのでその代わりのような感じです。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霽月 | 作成日時：2015年7月2日 22時
