「第6回!先生に聞いてみよー!!あッつーい夏を乗り切るにはどーしたらいいですか!?」ベ「しししっ♪ ユキ必死過ぎじゃね」「暑さは私の天敵なんだよー…う"−」ベ「てか暑いならクーラーつければ良くね? つーかユキの場合、北極か南極にでも行けば十分涼めんだろ」「そっか!! さんきゅーベルくん!ちょっくら行ってくる!」ベ「おー」 ページ11
―――――時は少しばかり遡り……場所は極寒の地に在る牢獄、ヴィンディチェへと移り変わる
復讐者の一人から毟り取った………拝借した魔術師の人形に掛けられた幻術により三浦ユキの姿をした人形はユキ本人からの命令を遂行するための第一歩として人形である自分を造った復讐者の部屋へと足を向けていた
力が衰えているとはいえ多大な霧の炎を使って構築された幻覚ユキはその脳も三浦ユキの脳と同じ働きをするように構築されているため、考えていることは同一である
つまり…
「たっのもぉ――！！！」
幻覚ユキは笑顔で胸を張り、盛大な破壊音と共に部屋に足を踏み入れた
「ギャー！！ ドアが…！ ドアがまた壊されたァァ！！」
包帯で表情は見えないが、その声音でドアを破壊された絶望が感じられる。しかし嘆いている復讐者はさらなる絶望へ叩き落されることをまだ知らなかった…
「お願いしたいことがあるんだけど、ジャッポーネへ夜の炎で連れて行ってくれるよね」
疑問系にすらなっていないお願い事にハッと顔を上げた復讐者は言い返そうとして気づいた。今目の前にいる彼女が……幻覚であるということに…！
思い返してみれば三浦ユキは数時間前にバミューダから交換条件として提示された任務100件を片しに出掛けたのだった。ほぅ、と息を吐いた復讐者は普段のユキに怯える姿は何処へやら、復讐者らしく身の毛もよだつような雰囲気を醸し出して威圧的に幻覚ユキに告げた
「ふん。幻覚如きにわざわざ我らの炎を使うなどありえな」
「あっれー、私の聞き間違いかなぁ」
ブスリ。復讐者の首筋の包帯を裂いた包丁が柄までグッサリ床に刺さっている
ギギギッ…と背後の包丁から幻覚ユキへとぎこちなく視線を動かした復讐者は全身汗に塗れていた。もしやこれは幻覚ではなく……本物か？
仮にもアルコバレーノとして生きていた時代もあった復讐者をそう錯覚させてしまう程、幻覚ユキは一から十の行動が三浦ユキにそっくりだった
「ハイ、これで返事は一つだよね！ 反論は受付ませーん」
ヒイィィィ…！！ 逆らえば、凍らせられるッ！！！
瞬時に悟った復讐者は即座に平伏した
「よッ、喜んでジャッポーネまで送らせてもらいまッす…！！！」
「いえすっ！ 完全勝利っ！」
胸元で拳を握り締めた幻覚ユキの顔はそれはそれは満足そうであった
バ「ｲｪｰｶﾞｰ君、物は相談なんだけど囮になってくれないかい?(ｺｿｺｿ」イェ「囮だと!?それはもしかしなくても三浦ユキに対する囮かバミューダ!!」バ「ご名答!僕は決めたんだ、ユキ君にはもう屈しないと…!!」イェ「待て待て!!何故ｳﾞｨﾝﾃﾞｨﾁｪNo.2が囮にならなければいけないんだ!?」バ「…丁度近くにｲｪｰｶﾞｰ君がいたから?」イェ「そんな理由で…! 三浦ユキもそうだがバミューダも大概だな!!」バ「な、なんだって!?ユキ君と一緒にされるなんて心外だ!!!」「呼んだー?」「「いぎゃあ――!!!」」→←「それじゃあ最後にふたりに質問!最近の一番の不満は?」ツ「なんですかその質問!?」華「お父さんの髪の毛」那「オレもそれに同感」「なに、鮫ったら娘に嫌われてるの?ぷぷっ」華「だってね、あの髪のｷｭｰﾃｨｸﾙ良過ぎなんだよ!」那「修行中に一本とは言わず数本抜いてとある科学者に見せたんだがそれはもう…」ツ「危なッ!ｽｸｱｰﾛの髪を抜くなんて危険っ!!」「「人類史上稀な髪質の良さなんだって!!鮫に負けるなんて悔しくて…っ」」
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霽月(プロフ) - 真昼さん» ありがとうございます！ (2017年1月1日 17時) (
レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
真昼(プロフ) - はい！頑張ってください！これからもずっと応援してます！頑張ってくださいね！ (2017年1月1日 14時) (レス) id: 193a3f96c8 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - 冬乃さん» 本当に申し訳ないです。私も未来編が大好きで愛が溢れてしまいます(笑) 上手く伝わるか不安ですが頑張ります。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - 真昼さん» 本当に申し訳ないです。途中で終わらせてしまう代わりに未来編はきっちり書き上げるつもりです。これからも面白くできるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
霽月(プロフ) - エリカさん» 本当に申し訳ないです。本編では書けませんが、番外編でちょこっと書いてみようかなとは考えています。本編に組み込むのは難しいのでその代わりのような感じです。ありがとうございます。 (2016年12月31日 12時) (レス) id: 23ab0d47b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霽月 | 作成日時：2015年7月2日 22時
