転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part5

「癒しが欲しい」ベ「しししっ ユキ壊れた?」「だってさ、男ばっかでムサい」ベ「……」「ビアンキとかクロームちゃんとかー、アリアとか登場しないかなー…男は退散で!!(ﾆｺｯ」ベ「…ボスー!!もう王子ヤダ――!!」X「なんだベル」「あ、ザンザスくん?ベルと一緒に遥か彼方にいってらっしゃーい(ﾆｯｺﾘ」X「……」ベ「ボスっ!?帰ってきて―――!!!」 ページ9

「さあ小僧！！ 心臓を切り刻んでやるぞぉ！！」



スクリーンから大声が聞こえる



『…スクアーロ…』



雪戦の夜に言ったこと、もう忘れちゃったの？

ぎゅっと眉間に皺を寄せる



「う"お"ぉい…まだやるか？ 得意の時雨蒼燕流で」



あ、このセリフは…！



「どぉしたぁ！！ 継承者は八つの型すべてを見せてくれたぜぇ…」



こんのっ…バカ鮫…！





「最後に [八の型 秋雨] を放ったと同時に無残に散ったがなぁ！！！」

「！」



はぁ…

思わず額に手をつく

【あーあ…油断しすぎだろ、アイツ】

敵に情報与えちゃうなんてバカ？ バカなの？

【あれか、オレが勝つに決まってんだぁ！！ 的な？】

たぶんね、スクアーロだし



「そーいうことかよ…オヤジ」



山本武の目に、力が戻る

やっぱ、原作はそー簡単には捻じ曲がんない…か

【なーに言ってんだよ】

ん？

【古里真美に六道骸、城島犬、柿本千種…アイツらを救ったのはお前だ、ユキ】

雪兎…

【試合中はダメでも、終わったら出りゃいーんじゃね？】

ふふっ そーだねっ




「いくぜ」



爆撃を受け進み、やっとの思いでスクアーロの元に辿り着いた山本武



「時雨蒼燕流…」



構えるのは、父から受け継いだ流派



「う"お"ぉい…脳細胞がねぇーらしいなぁ！！」



一度は竹刀に戻ってしまった時雨金時が、姿を見せた



「さぁ打てぇ！！ 秋雨を！！！」





プシュウゥゥ…





『油断大敵、だよスクアーロ』





ドッ









『 時雨蒼燕流 攻式 八の型――――篠突く雨 』









秋雨は、古の流派―――時雨蒼燕流を受け継いだ別の者の技

スクアーロの口から血が流れる



「な…にぃ…」



これが、この雨戦で山本武がスクアーロに確実な一手を与えられた瞬間だった



「八の型 篠突く雨は、オヤジが作った型だ」



そう、時雨蒼燕流にとって継承とは《変化》



【おー！ 雨月じゃねぇやつだ！】

雨月の作った型じゃないやつ、でしょ？

【そーだ！ いやぁ、なんか感動もんだな！！】

…なんかテンション高くない？

【べっ、別にそんなことねぇけどっ！？】

ふぅん？







.

「そろそろ雨戦がクライマックスだよ!!次回あたりかな」マ「やっとか。長すぎないかい?」ベ「しししっ マーモンの奴、出番まわってこなくて拗ねてんのかよ」「え、そーなの?バイパーったら可愛い!!」マ「ムッ そんなわけないだろ」ベ「霧戦までイイコで待ってろよお子様♪」マ「ム…このっ」「バイパーかーわーいーいー!!」マ「ムギャッ!!し、絞めころっ…」「きゃー!!」ベ「うしししっ♪」→←「思ったんだけどさ、なんか雨戦って雪戦の時より真剣に作者が書いてない?」白「そーだね♪」「いや否定してよッ」白「しょーがないよ、霽月って鮫クンのこと好きみたいだし…もぐもぐ」「ぶー…私には愛情の欠片も無いってか…もぐもぐ」白「欠片はあるでしょー!あはははっ」「…なんか白蘭ムカつく」白「え"?」 ｷｭｱｱｧｯ 「凍れ」白「え、ちょ、まっ…うわぁ―――!!!」「ふぅ、少しはスッキリした!次は霽月かなぁ?(ﾆﾔﾘ」

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