転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part5

「part5も残すところあと数話!!」フ「今回のメインは雨戦と霧戦でしたねー」ベ「しししっ　晴と雷と嵐を飛ばしたからな」「part6ではー」フ「ナッポー師匠とクローム姉さんの修行とー」ベ「大空戦、あとリング編後のことを連載予定だぜ♪」「リング編後?……アイスが食べたいなっ」ベ「久しぶりに聞いたぜソレ」フ「鮫たいちょーにでも買わせてくださーい」ベ「てかユキって鮫と話すらしてなくね?」フ「あ、ホントだー」 ページ46

『目、開けて』



まずは、そーだな…おチビさんからいきますか



『さぁ、おチビさん。右手の中指にリングをして……覚悟を心の中で叫んでみなよ』



もう一度、静かに目を閉じたおチビさん

リングをした手にぎゅっと力が篭もって…






ボウッ






「わぁ！ 骸様っ」

「で、できた……できましたっ」



かっわいーなぁ

目ぇキラキラさせちゃって

【初めてにしては中々じゃねーか？ 炎の色もキレーだし】



「次はクロームの番ですよ」

「は…はい」

「大丈夫ですよ、肩の力を抜きなさい」



おチビさん効果は絶大だねー

深呼吸をして、クロームちゃんはリングを中指につける

ゆっくり、焦らなくていいよ

だいじょぶ、待ってるから






ボッ






「…で、きた…？」

「やりましたね、クローム！」

「でも……炎が、小さい…」






くしゃくしゃっ






『おチビさんもクロームちゃんも、よくやった！ 確かにふたりで炎の大きさに差がある…けどね、一発で炎を灯せることなんて中々ないんだよ』

「え、そうなのですか？」

『そ。どんなに凄い波動が流れていようとも、確かな覚悟を持って炎を灯せる人間なんて一握り』



だから自信もってよ

【火事場の馬鹿力で炎を灯せたとしても、本当に必要な時に灯せなくちゃ話になんねーもんな】

危険が迫っているわけでもないこの状況で成功させた彼らは素晴らしいよね！

【ああ、さすがだ】



『ふたりとも霧の炎を灯せたから合格！ んじゃー次ね！』






ぱちん






手元に現れたのは、真っ白な棍棒

うん、太さも重量も中々ですな…私にとってもイイ修行になりそうだ



『修行その二！ 霧の炎を灯しつつ、私と格闘の修行をしてもらいまーす』

「もちろん幻術は…」

『だーめっ』

「ですよね……クフフ やるしかありませんか…！」

「骸様、お先にどうぞ」



クロームちゃんにはそーだな、おチビさんの様子を見てて勉強してもらおうか

【…とすると、クローム髑髏の方が有利だな】

情報、ね♪






ボウッ






『さ、いっくぞー』






ガッ






突き刺すように棍棒を三叉槍に打ち当て、跳ね上げる

そしてそのまま、がら空きになっている横腹に一蹴り



「っぐ…！」

『ほらほらー、手加減なんてしないぞー』

「あたりまえ、ですっ」






ビュッ






真正面から向かってきた三叉槍を半歩引くことでかわす

炎は……まだ灯ってるのか、意外と続くね

さて、どーやって おチビさんの集中を欠くか…

「教えるって楽しいね♪」リ「ユキも家庭教師やるか?」ツ「え!?是非リボーンと代わって…」「私が家庭教師になったら…ん、戦闘の修行ばーっかりで休む暇なんてないかもねー」リ「命懸けの修行になりそうだな」「一日中、危険生物のいるジャングルに放置とか?きっと楽しいヨ!」ツ「……やっぱりリボーンのままでいいです、ハイ」→←「おチビさんとクロームちゃんだけ、一足先に炎を使った修行なり!!これで匣があればな〜」ｳﾞｪﾙﾃﾞ「今からでも遅くはない。私と研究をしようではないか!」「え、いいの!?」ｳﾞｪﾙﾃﾞ「ああ。実験の協力者はきちんと対象を理解している者でなければな」「ぃやったあ――!!これで自分の匣とか作れちゃったらスゴくね?」ｳﾞｪﾙﾃﾞ「さぁ行くぞユキ!!」「イエッサー!!」

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