第49話 三つ巴 ページ4
「オレも全員が戦闘経験者のこのメンバーでいいと思うぞ。」
「待たんか！」
次はキミか、ボクシング少年。
「オレが出れんのはおかしいではないか！！ 極限に我流と修行をしたんだぞ！！」
『気持ちはわかるけど、ここは耐えてほしい。もしかしたら、ということもありえるんだから体力の温存は必要でしょ？』
「むっ……しかしだな…」
「そんな理由で納得すると思ってるの？ 僕は出るよ。」
はぁ、やっぱり恭弥もだよねぇ……まったく期待を裏切らないんだから。
「ひっ、ヒバリさん！」
『……よし、頼んだ。』
「おう、任せろユキ。」
ここは跳ね馬にパス！
駄々っ子恭弥にはおチビさんと戦わせて解決を図ろうかと思ったけど、説得うまい人がいるなら任せるのが一番だよね！
【待って、おまえ弟子を生贄にしようとしてたの…】
ちがうよ、修行相手って意味だヨ！
【嘘くせェ！！】
『綱吉くん、こっちの代表はキミだ。最終的な判断はキミに任せるよ。』
「ツナ、お前が決定しろ。そのメンバーでいいのか？」
「は……はい！」
というわけで、マグロ、爆弾少年、野球少年、メガネくん、スパナ、私がチョイスに参加することになった。
「それじゃあ今度は僕らミルフィオーレの参加メンバーを紹介するよ。」
ケバ男とワカメヘア―、仮面野郎、それから猿もとい眉マロくんだ。
【変なあだ名をつけるなよ。桔梗、デイジー、トリカブト、幻騎士な】
『……そっちの雪属性と黒兎はどうした。』
「フフ♪ まぁまぁ、そんなに慌てないでよユキチャン。さっ、出て来てよ。」
マシマロ野郎の声かけによって現れたのは、黒髪であること以外は雪兎そっくりの黒兎とベネチアンマスクを身につけた細身の男。
仮面野郎ってあだ名がかぶるな、困った。
【いま考えることじゃないだろ！？】
「黒クンは紹介したよね。こっちの彼は僕のオトモダチ♪ ミドゥーザクンだよ。」
「よろしくネ。」
ベネチアンマスクで隠しきれていない口元は楽しそうに弧を描いている。
ミドゥーザ、ね……
「あ、そうそう。チョイスには黒クンたちネヴェリータにも参加してもらうよ。つまりミルフィオーレ、ネヴェリータ、ボンゴレの"雪の者"の三つ巴ってことだね。」
「なっ！ ちょっ…」
反対しようとしたマグロの肩に手を置き、制する。
「ね、それでいいよね？」
「いいヨ。」
「『異論はない。』」
「『……』」
「かぶせてくるな。」
『それはこっちのセリフだよ！ ホンットにムカつくな！』
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霽月(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます。さ、最初から…もはや最初の頃のは書き直したいレベルでお恥ずかしい限りです。最後まで面白いものを書けるよう、頑張ります！ (2019年3月11日 19時) (
レス) id: b6246d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - こんな遅くにすみません！２日かけて最初からユニちゃんと未来で再会！って感じの所まで読みました！面白かったです！これからも無理せずに頑張ってください！ (2019年3月7日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霽月 | 作成日時：2018年4月17日 22時
