兎が83匹 ページ24
山崎said
黒猫について行くこと5分。
ついた場所は食堂。
「ニャ-ニャ-」
そう鳴いては厨房に入っていく。
もしかして食堂は食堂でも厨房にいるんじゃ……かくれんぼする前に新メニューの食べ物の話したし…
確か夜兎って超大食いなんだよな?じゃあほぼ間違いナシでここにいるんじゃ…!
「ニャ-ニャ-ニャ-」
ある一点の場所で鳴き声をする黒猫に背後から近づいた。
もし猫の言うとおりこの小さな扉の向こうにAちゃんがいたら………この黒猫を警察猫に育てよう(キリ
「Aちゃ〜ん?」
すーっと横に開けると中には予想通りAちゃんがいた。
みたいな展開には行かず、そこにあったのはマタタビ。
「ニャ-ニャ-ニャ-!!!」
「これかよぉおおお!!!」
動物を少しでも信用した俺がバカだったぁあ!!
そもそもなんで猫を信じちゃったのかなぁぁ!!
「…これでふり出しに戻っちゃった…(泣)
もう俺の降参だから出てきて!!Aちゃーーん!!!!」
厨房から出てそう叫んだら背後でスタッという音が聞こえた。
振り返ってみればそこにはAちゃんが……
「えぇぇえええ!!!いつからいたの!!!」
「さいしょ、から。後ろ、いた」
「でもちょくちょく後ろ振り返ったよ!!気配すら感じなかったし!!」
「見つかる、前、天井、床下、物陰、隠れる。コレ、常識」
「非常識だよっ!!普通は隠れるの!ついてこないの!かくれんぼのやり方教えたでしょ!!!?」
「A、かくれた」
「そうだけどもぉ!!……かくれんぼを提案した自分が悪かった(泣)」
最後まで俺の言ってることを理解していないような顔をしていた。
まだまだ子供なところが沢山あるAちゃん。
かくれんぼを終わりにしてAちゃんと一緒に新メニューを食べてからAは昼寝をし出した。
ふぅ…何事もなくAちゃんと過ごせることができてよかったよ。
それから切腹もまぬがれたしね^^;;
Aちゃんは縁側で寝ていて俺はその隣に腰掛けてる状態。
ずっとAちゃんの寝顔をみているとなんだか眠たくなってきた……
自分も寝るとしよう。
俺はAちゃんの隣に寝転んで暖かい光を浴びながら眠りについた。
少し遠くからかなり大きな音が響いてきたけど聞こえないフリだ…;;(汗)
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妖狐の巴衛 - 遅くなったけど更新おめでとう! (元、雪之吹雪神姫) (2016年9月3日 7時) (レス) id: 5d057d80df (このIDを非表示/違反報告)
ウーロン茶 - 更新楽しみにしてます! (2016年5月4日 2時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
雪之吹雪神姫 - マジですか! (2016年3月28日 8時) (レス) id: 5d057d80df (このIDを非表示/違反報告)
バナナミルク(プロフ) - カントリーロードさん» ありがと!最新頑張るわ(=゚ω゚)ノ (2016年3月4日 7時) (レス) id: 8f041fc114 (このIDを非表示/違反報告)
カントリーロード - この作品、面白いですね。これからも最新を楽しみにしていますよ。頑張って下さいね (2016年3月3日 22時) (レス) id: e8737af675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バナナミルク | 作成日時:2016年1月24日 3時