肆・傷 ページ8
〈Asid〉
『んんーー…』
こーゆー時って「よく寝た」とかでしょ。
でも私は、寝れなかった。
取り敢えず、隊服着てどっか行こ。
[Aが蝶屋敷に行く]
「あ、来たぞ(ボソッ」
「本当だ(ボソッ」
何だよ?
「雪柱様って他の剣士の手柄を奪って柱になったらしいぜ(ボソッ」
は?何言ってんの、コイツら。
あ〜陰口ってやつ?誰だよ?
『おーい、そこの君達。それ誰に聞いた?』
只今、私はブチギレてます。
「あ、愛柱…さ、様…です…」
『分かった』
どんだけ怖かってんだ?アイツら。
あれじゃ、鬼に勝てるかよ?勝てねぇわ。
あ、いたいた。
『ねぇ、沢野』
沢「何よ?」
『変な噂流さないでくれる?』
沢「気付くのが早いわね」
[沢野が自分の剣で腕に傷をつくる]
『は?ちょっ…何やってんの?』
馬鹿なの?自分で傷つくって。
「キャーーー!」
『……』
うるせぇ…え?何、自分で傷つくって、「この人がやってきたのぉ」みたいなやつ?
胡「どうしたんですか?」
沢「雪原さんがぁ…私の剣を奪ってぇ…ウッ……
斬り付けてきたんですぅ」
うわぁ、出たよ。やっぱこれだよ。
ぶりっ子が絶対やるやつ。定番だよなぁ。
胡「本当にAさんが?」
『んな訳ないじゃん』
沢「嘘付かないで!」
宇「おいおい、どうした……ってお前らどうした?」
チッ…面倒くせぇ…
不「何やってんだァ?」
何でお前も来た?
沢「雪原さんが斬り付けてきたんですぅ」
『だーがーらー、知らねぇつってんの』
早く帰りたい…来るんじゃなかった……
甘「と、取り敢えず…この事は忘れましょ……沢野さん手当てしますよ?」
胡「じゃあ、私も」
沢「蜜離〜、しのぶ〜ありがとぉ」
[沢野と甘露寺、胡蝶が中に入る]
あの喋り方イライラする……
不「んで?お前がやったのか?」
『さっきの話し聞いてた?』
ますます面倒くさくなってきた……
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作者名:なっちー | 作成日時:2020年2月12日 7時