漆・悲劇の始まり ページ11
〈冨岡sid〉
今日は、緊急で柱合会議があるらしい。
内容は、Aが沢野を刺した……事らしい。
本当にAがやったのか?
胡「雪原さんが本当に?」
宇「沢野曰くそうらしい」
沢野が言っていたのか。
俺は、Aが刺したとは思いたくはない。
伊「前からあの二人は仲があまり良くなかったな。隊律違反にあたる」
煉「うむ!伊黒の言う通り、隊律違反だ!」
「御館様の御成です」
御館様「やぁ、みんな。今日は天気が良いね」
宇「御館様におかれましもご壮健でなによりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます」
御館様「ありがとう、天元」
不「御館様、雪原が沢野を刺したと聞きましたが」
御館様「それは、二人に聞こう。A、愛香、入っておいで」
沢「『御意』」
御館様「じゃあ、愛香から話してくれ」
沢「はい。私は、蝶屋敷から外に出たら……いきなり雪原さんにお腹を刺されたんです」
御館様「じゃあ、次は、A」
『はい。散歩がてらに蝶屋敷に来ました。沢野に呼ばれて、そっちに行ったら、急に剣を奪われました。そして、沢野が自分の腹に剣を刺しました』
俺はどっちを信じれば良いんだ?
今は、Aを信じよう。
誰かがAが沢野を刺している所を見た訳じゃない。
御館様「そうか…沢野は、少し休んでいてくれるかい?」
沢「御意」
御館様「Aは、この後残ってくれるかい?」
『…御意』
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なっちー | 作成日時:2020年2月12日 7時