隣の伊黒さん。【鬼滅の刃】

かっこいい8 ページ10

蜜璃side


「に…似合わないでしょ？だから、せめてワンピースじゃなくてズボンに…。」


「どこが似合わないの！？すーっごく可愛いわよ！」


試着室からでてきたAは、すごく可愛かった。

もしもイケメンさんがAのことを好きだったら…いや、好きじゃなくても目がハートになるわね！


「ねえA、これでイケメンさんと会うといいわよ！すごく可愛いわよ！」


「うーん…。なんか、スカートってスースーするじゃん？だからあんまり好きじゃないんだよねー…。」


「好きじゃなくてもこれを着るの！似合ってるわよ！イケメンさんも目がハートになるわよ！！」


押し付けるのは良くないと分かってるけど、やっぱり似合ってるもの。着てほしくなっちゃうわよね！

Aは自分が可愛いって気づいてないけど、Aはとんでもなく可愛いんだからね！世界一なんだから！


「この服は蜜璃が着たほうがいいと思うよ。服も蜜璃も可愛いから、絶対似合うと思う。」


「あらそーお？でも絶対Aが着たほうが似合ってるわよ！」


うーん…。お互いに似合ってると言い合ってもキリがないわよね…。ここは誰かの意見を聞いたらいいかしら！


「よし、今からラインでしのぶちゃんを呼びましょう！そして、しのぶちゃんがその服を似合ってると言ったら買う！どう？」


「分かった。もし似合ってないって言ったら蜜璃がこの服買ってね！」


「いいわよ！」


だって、絶対にしのぶちゃんは似合ってると言うもの！しのぶちゃんもAの可愛さに気づいているからねっ！



『しのぶちゃん！今から原宿の〇〇っていうお店これる？見て欲しいものがあるの！』


『分かりました、〇〇ですね。あと10分あれば着きます。』


『わかったわ！』


よし、しのぶちゃんが来てくれる！これで買わせられるわ！


しのぶちゃんが来るまでの間、イケメンさんについて聞いてみようかしら！


「ねえA、隣のイケメンさんってどんな人なの？」


「えーっとね、教育大学生で、化学の教師を目指してるんだって。名前は伊黒小芭内さん。」


「伊黒小芭内さんって…。


え、もしかしてA知らないの！？」


「し、知らない？」


まさかこんなに疎いとは…！伊黒さんのことも知らないのね！


「伊黒さんは、私達の先輩よ！冨岡さん、不死川さん。3大イケメンの1人よ！」


「3大イケメン…？」


ほ、本当に知らないのね…。説明してあげましょう！

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