【d!】ヘブンリーブルーの秘密【kn】【完結】 (ページ17)

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電車を降りて、駅から家までの道を歩いとる。

kn「帰りにコンビニ寄って帰っても良い？」

「またコンビニ弁当？たまにはサラダも買いなよ」

「はいはい」とAに生返事をしながらコンビニに入ると、見知った顔がいた。

kn「おー！ショッピくんやん！」

shp「コネシマさん、ちっす」

コンビニにいたのはショッピくんや。

shp「晩メシですか？」

kn「そうなんよ！晩メシ買いに来たんよ」

shp「ふーん、ところで隣にいる女子高生はコネシマさんの噂の彼女ですか？」

kn「彼女ちゃうわ！…ってショッピくん！？」

「私のこと視えるの！？」

俺とAは食い気味でショッピくんを見る。

shp「視えてますよ、ばっちり」

ショッピくんは相変わらずの眠そうな目をしながら答えた。

「コネシマくん以外にも視える人いるんだ…」

家族で視えるやつがおらんかったのに、俺とショッピくんが視えたらそら驚くわ。

「ショッピくん、ちょっと俺の家来てくれへんか？」

shp「晩メシ奢ってくれるなら、良いですよ」

俺はショッピくんの分の晩メシを、会計カゴに入れてレジで精算した。