目的03:黄昏 ページ4
それから数日後。
晴戦でルッスさんは負け。
ボスにより処刑され大怪我。
試合内容としてはメタルニーも砕かれ完敗だったそう。
雷戦ではレヴィさんの勝ち。
一次は相手の10年バズーカにより入れ替わった相手に苦しめられたそうだが、
元に戻った後は忠告も効いたのかとくに相手の子を痛めつけることなく終わったそう。
嵐戦でベルは勝ち。
血をどくどく流してぼっろぼろで帰ってきたけど命に別状なし。
相手はリングをベルに渡して生還したとのこと。
そして雨戦でスクさんは負け。
戦闘フィールド内に放たれた鮫に食べられたそう。
「…………………………………………………ふぅ」
マフィアで、暗殺部隊なのだから、
周りの誰かが死ぬなんてことは当たり前で。
そりゃあそういうこともあるさ、
という話ではあるんだけど、わかってるんだけども
「まじかぁ……スクさん」
相手はどうにか助けようとしたみたいだけど
剣士の誇りを汚すなとかで助けを拒んだらしい。
負けるはずない、ましてや死ぬはずがないと思っていた。
戦闘能力を磨けとか言っておいて
師匠が死んじゃったら倣えないじゃないか。
スクさんを負かすような人が最強格ではなく
さらに強い人が対戦相手で、
私の剣の師はもういない
それだけならまだよかったものの
その次の霧戦にてマーモンは負け。
相手はあの六道骸だったそうで、完敗だったとのこと。
本人はちゃんと逃げることも想定して戦ってたようで
大怪我はせずに帰ってきたけど。
これによりリング数は2-3
私が負ければその後の大空戦で勝ったとしてもこちらの敗北が決まる。
「とんでもないことになったなぁ」
責任重大どころの話ではない。
なぜ雲戦を最初の方にやってくれなかったのか。
「まぁボンゴレのための、ボスの為の戦いで負ける気はないけど」
勝利条件はリングを完成させることのみ。
相手の状態とかは問わないのが不幸中の幸いか。
しかも相手は私の苦手な術士でも同じような暗殺者でもない。
これだけ条件が揃っていればいくらでもやりようはある。
最弱だって、最強に勝つことがあることを
みんなに見せてあげようじゃないか。
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透嘉(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» かっこいいですよねぇぇ!この物語の雲雀さんそこまで俺様じゃないけどこれはこれでかっこと思うのです!(個人調べ) (2021年12月16日 8時) (レス) id: 78d91e03ad (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 雲雀さんかっけええ🥺 (2021年12月15日 12時) (レス) @page30 id: 6f7b9e6ac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透嘉 | 作成日時:2021年10月31日 10時