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『あっあのね！！そーゆことじゃなくって重いって言うのは…』
｢んっ…なんだ？｣せ
キョトンとした顔を浮かべる相手を見て言葉が詰まる。こんなこと口が裂けても言えない。
｢お前たち何してるんだ？｣
うわーと明らかに嫌そうな顔をした兄が部屋へと入ってきた。
『にっ兄さん！！』
｢おっジャミルじゃないか。どうしたんだ？｣
｢『どうしたんだ？』じゃない！！今日は誰の為の宴だと思って…いやこの話はいい、お前のお父様が呼んでいたぞ。｣
｢そうだっ！！話があるって言われてたんだけ…よし、Aのことはジャミルに頼む。それじゃあなっ｣
そう言うとカリムはジャミルに抱き抱えていたAを手渡しドアから飛び降りようとした。
『カリムッ…様！！そこからは危ないです！！』
｢平気、平気！！じゃあ、A宴の舞楽しみにしてるぜっ｣
そのまま2階から飛び降りると窓からは元気そうに走って行くカリムが見えて安堵した。
ていうかさっきの何！？
天使って…天使って言ったよね？？
そんな言葉どうやったら出てくるの？そんな表現の仕方ある？顔熱い、あーどうしてあーゆことしれっと言えちゃうんだろうなぁ〜。
脳内で頭をグルグル巡らせてるとジャミルの咳払いで我に返った。
｢…Aなんでお前カリムに抱き抱えられてたんだ？｣
『カリム…様が勝手に抱き抱えてきただけだし。』
｢…ふーん。｣
じとーとした顔でAを見つめるとAは顔を逸らして降ろしてと言うとジャミルは渋々降ろした。
『……』
｢別に俺はお前がカリムの事をカリムって呼んでても誰にも言い付けたりしないぞ｣
『…バレてる。』
｢お前は昔から嘘が下手だからな。カリムと一緒だ。｣
頭をぐしゃっと撫でられるとAは頬を膨らました。
『…子供扱い』
｢子供だろ…｣
『1個しか違わないもん！！』
｢はいはい。それじゃあ、俺は準備に戻るからお前も準備手伝えよ、食器くらい並べれるだろ｣
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絵 - 最高すぎです！ (2021年11月21日 8時) (
レス) @page28 id: a4d316c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 桜奈さん» コメントありがとうございます。ジャミルは絶対に妹の幸せより先に自分の自由を考えるかなと思ってこうなりました（笑） (2021年9月6日 23時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - 最後の妹がカリムと結婚したらカリムから離れられなくなるって‥そっちかい！って突っ込んでしまいました笑 (2021年9月4日 22時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - maさん» わーお返事遅くなってごめんなさい。嬉しいです、ありがとうございます。頑張って続き書きますね！！ (2021年6月28日 15時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - ほんとに好きです (2021年6月8日 14時) (レス) id: ac97d1e26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2021年4月27日 21時
