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｢…A？｣
きょとんとした顔をしたカリムを見てAは我に返る。
『あーえっとこの花の名前がサンビタリアって言う名前で花言葉が……』
花言葉を思い出すと別に深い意味などないのだが恥ずかしいと感じAはすっとぼける事にした。
『あー…忘れちゃった。』
｢そうなのか…じゃあ仕方ないな。｣
へらっと笑って｢向日葵だと思ったけど違うんだな｣なんて言うので同じこと言ってるなんて思いながらAはオアシスの方へと向かう。
『ここのオアシスは特に水が綺麗ね。』
｢だろっ。ジャミルにも内緒なんだぜここ。｣
『えっ…兄さん知らないの？』
｢あぁ。コイツと散歩してる時に偶然見つけたからな｣
そう言うとカリムは微笑んで空飛ぶ絨毯を撫でた。
兄さんも知らないのに、なんで私なんかに特別な場所なんか教えてくれたんだろう？
『あのさカリム…』
｢…ん？｣
特別…いやそんな訳ないか。
彼は誰にでも優しい。
今回もなんとなくの行動だと思う。
だって、彼は太陽だから。
『ううん、なんでもない。そろそろ戻ろう！今頃兄さんが探してるよ。』
｢そうだな…。Aまた一緒に来ような。｣
頭をポンッとされてAは下を向いた。
『うん…。』
カリムが余りにも優しく笑うものだから…
…綺麗な顔を直視できなかった。
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絵 - 最高すぎです！ (2021年11月21日 8時) (
レス) @page28 id: a4d316c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 桜奈さん» コメントありがとうございます。ジャミルは絶対に妹の幸せより先に自分の自由を考えるかなと思ってこうなりました（笑） (2021年9月6日 23時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - 最後の妹がカリムと結婚したらカリムから離れられなくなるって‥そっちかい！って突っ込んでしまいました笑 (2021年9月4日 22時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - maさん» わーお返事遅くなってごめんなさい。嬉しいです、ありがとうございます。頑張って続き書きますね！！ (2021年6月28日 15時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - ほんとに好きです (2021年6月8日 14時) (レス) id: ac97d1e26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2021年4月27日 21時
