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『えっ…でも、まだ宴やってるじゃない、主役が居ないのはどうかと思うけど…。』
また、思い立ったらすぐに行動にでるカリムの悪い癖が出たなと思いながらカリムを見た。
｢挨拶はしたし、それにもうあと数時間で俺とジャミルは学園の迎えが来るから…俺はAと散歩がしたい！！…ダメか？｣
『…うっ。』
このワンコみたいは眼差し。
私は昔からその瞳に弱い。生まれる性別間違ったんじゃないかってくらい…。
『…はぁ、分かったわ。』
｢よーし決まりだな！！｣
ニカッと笑うカリムを見ればヤレヤレと思いながらも手を引かれる。
｢じゃあ、捕まってろよ！！｣
そういうと宙に浮いていた絨毯が夜空へと飛んで行く。
『…わぁ』
瞳に映るのは満天の星空に美しい満月だった。
｢今日は一段と月が綺麗だな。」
『…そうね。』
｢知らないか…。｣
ぼそっとカリムが何かを言ったように聞こえてAは首を傾げた。
『えっ何か言った？』
｢いや、なんでもないぜ！！よーしもっと月の近くまで行ってみようぜ！！｣
『月の近くまでって…うわっ』
絨毯がスピードを上げてどんどん高く飛んで行く。速さで目が開けられないAはカリムの服の裾をぎゅっと掴んでいた。
｢……着いたぞ。｣
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絵 - 最高すぎです！ (2021年11月21日 8時) (
レス) @page28 id: a4d316c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 桜奈さん» コメントありがとうございます。ジャミルは絶対に妹の幸せより先に自分の自由を考えるかなと思ってこうなりました（笑） (2021年9月6日 23時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - 最後の妹がカリムと結婚したらカリムから離れられなくなるって‥そっちかい！って突っ込んでしまいました笑 (2021年9月4日 22時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - maさん» わーお返事遅くなってごめんなさい。嬉しいです、ありがとうございます。頑張って続き書きますね！！ (2021年6月28日 15時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - ほんとに好きです (2021年6月8日 14時) (レス) id: ac97d1e26e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2021年4月27日 21時
