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拾壱 ページ12

〈私が生きる希望を持てたとき〉は


突然やってきて。



あの日は、仕事に失敗して


たくさんの部下たちが亡くなって


中也はすごく怒って、


敵を一瞬で片付けた。



中也も悲しかったよね。苦しかったよね。



なのに私は自分のことしか見えてなくて、


家にこもっていた。



中也は黙って私の部屋に入ってきて、


私を抱き締めて


「好きだ。一生守ってやるよ」って言ったね。




そのときは頭の中が空っぽになったけど、


段々と


私は中也のことが好きなんだなぁって


わかった。



「うん」



そう言うのが少し遅かったかな?

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妄想じょし - 完結したあとに170hitになっていて驚きました!ありがとうございます(*≧∀≦*) (2018年6月25日 23時) (レス) id: e10f2bacab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想じょし | 作成日時:2018年6月23日 8時

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